英語を使って情報を得、自分の考えを英語で発信できる力を養うことを目標とし、広い視野を持って国際社会で活躍できる人材を育成します。


 
                                                     

総合英語科の専門科目紹介

総合英語科では、多数の専門科目が設定されています。また、少人数授業によってきめ細かい指導を行い、着実に英語力を高めます。

総合英語

 「総合英語」の授業では、英語の「読む・書く・聞く・話す」活動をバランスよく行います。英語で書かれた文章を、リスニング、音読、内容についての質問に答える、などの様々な言語活動を通して理解します。文章を読むだけではなく、読んで理解した内容について話したり、自分の意見を英語で作文したり、関連した内容のリスニング問題に取り組んだりするなど、英文の内容を深く理解するとともに英語の総合的な力をつけることを目標にしています。クラスを半分に分けた約20名の少人数授業で、きめ細かく指導を行っています。

▲教科書で学んだ内容について探究し、英語で発表しました

ディベート・ディスカッション

 「ディベート・ディスカッション」の授業では、クラスを半分に分けた約20名の少人数授業で、ALTの先生と一緒に英語を学びます。1年生では主に日常会話で使える表現を学び、2年生ではスキット(寸劇)やディスカッションなどを行いながら、さらに実践的な会話力を身につけていきます。3年生では、選択科目として「ディベート・ディスカッション演習」があります。さまざまな社会問題等について英語で議論したり発表したりする活動を通して、将来英語を使って活躍するための英語力を磨きます。

コンピュータ・LL演習

 「コンピュータ・LL演習」の授業では、コンピュータを用いて、主に英語の発音・リスニングの学習をします。1年生では発音記号をはじめとした発音の基礎を学び、2年生では音のつながりなどのより発展的な内容を学習します。発音の学習では、自分の音声を録音し、発音の確認・練習を行います。授業で身につけた発音やリスニングの知識や技能を他の英語の科目で活用することで、音読がスムーズにできて内容の理解がより深まったり、リスニングで理解できる内容が増えたりと、学びの相乗効果が得られます。

 

総合英語科の取り組み

2年生 総合英語Ⅱの授業より

 2年生の総合英語では、教科書で百人一首を英訳した人物について学習しました。そのまとめの活動として、百人一首の英訳に挑戦しました!
 和歌の意味をじっくり考えながら、描かれた情景や心情を英語で表現しました。伝わりやすいように日本語とは順番を変えて訳したり、英語で「五語・七語・五語」になるように訳してみたりと、各自創意工夫を凝らしていました。
 最後は、完成した英訳で札を作り、みんなでかるたをしました。古語で読み上げられる和歌を聞き、対応する英訳の札を探します。
  
 「『君がため』だから、"for you"が入った札かな?」など、競争しつつも時に話し合いながら活発に活動していました。
 和歌で詠まれた世界を自分の中に落とし込み、英語で表現する活動を通して、生徒たちは英語の表現一つ一つについて深く考えることができました。また、他の生徒が作った英訳を読んで、異なるものの捉え方に触れることができました。

R6. 12. 5 ユネスコフォーラム

 本日、いかるがホールにてユネスコフォーラムが行われました。総合英語科は、2年生が英語によるプレゼンテーションを行いました。
 総合英語科2クラス14グループの中から、食品ロスの問題について探究した代表2グループが発表を行いました。
 どちらのグループも、余った食材のアレンジレシピを紹介したり、食べ残しを持ち帰るドギーバッグの利用を推奨したりと、「食品ロス」という社会問題を自分事としてとらえ、高校生にもできる行動提案をしました。
 発表の後には、阪南大学の祐岡武志教授よりご講評をいただきました。
  
 発表を聞いた法国生が、社会の問題への関心を深めるとともに、小さなことからでも行動を起こしてくれることを期待します。
 
 ※阪南大学のホームページでも、2年生のユネスコフォーラム発表に向けた高大連携の取り組みについて紹介されています。
 

R6. 11. 6 2年生 探究学習発表会

 今日は、2年生総合英語科2クラス合同で、2学期の授業で進めてきた探究学習の成果を発表しました。この発表会は、12月に行われるユネスコフォーラムの選考会を兼ねています。生徒たちは、今日まで調査、仮説検証から英語での発表練習に至るまで、一生懸命準備してきました。また、阪南大学から祐岡武志教授にお越しいただき、発表をご覧いただきました。
 大人数の前での発表とあって、生徒たちは緊張していましたが、それでも堂々と発表していました。聞いている生徒も、時折うなずいたり、発表者の問いかけに積極的に反応したりしており、とても良い雰囲気の中で発表会を進めることができました。
 最後に、祐岡教授よりご講評と今後に向けたご助言をいただきました。
  
 

2年生 ディベート・ディスカッションⅡの授業より

 2学期のディベート・ディスカッションⅡの授業では、3人で1チームとなり、様々な議題に関してディベートを行っています。
 まずはチームで準備をします。与えられた議題について、賛成、反対に分かれて、相手を納得させる理由や根拠について話し合います。
  
 準備が終わればディベートを行います。全て英語で行い、ジャッジも生徒が行います。生徒たちは相手の主張を聞き、質問したり反論したりしながら議論を深めていきます。うまく反論できてチームで喜び合ったり、逆に相手から鮮やかに反論されて思わず感嘆したりと、生徒たちは真剣に取り組みながらも楽しく活動しています。
   
 一通りの議論が終わると、最後にジャッジの生徒が結果発表と講評を英語で行います。
 ディベートの活動を通して、生徒は論理的思考力、即興でのスピーキング力など、さまざまな力を付けることができます。生徒からは、「次は他のクラスとも対決したい」といった積極的な声が上がっています。
 

R6. 10. 17  1年生 ドイツ姉妹校生に英語でプレゼンテーションを行いました

 総合英語科1年生は、毎年秋に来校する姉妹校生徒に向けて、自分たちの地域や文化、歴史などを英語で発表する活動をしています。
1年生の生徒たちは、四天王寺大学の先生方からの指導も受けながら、一生懸命準備してきました。

 今日はその本番です。今週来校しているドイツ姉妹校の生徒と先生方が、1年生の準備したプレゼンテーションを聞きます。生徒たちは、最初こそ緊張していましたが、姉妹校生からのリアクションや拍手などをもらい、和やかな雰囲気でコミュニケーションを楽しんでいました。

 その後、自由に会話して交流しました。

 

 ただ原稿を読むのではなく、目の前の相手に伝えようとする意識をもつことが大切だということ、身振り手振りや表情など、言葉以外のコミュニケーションも大切だということが学べました。

 

R6. 9. 13  1年生 四天王寺大学出張講義

 総合英語科1年生は、毎年秋に来校する姉妹校生徒に向けて、自分たちの地域や文化、歴史などを英語で発表する活動をしています。

 6月には四天王寺大学の先生方に出張講義をしていただき、プレゼンテーションの基礎を指導していただきました。今日は、完成したプレゼンテーションのリハーサルを見ていただきます。

 各班、創意工夫を凝らしたポスターを用いて、英語で一生懸命発表していました。

 全ての班の発表後、先生から講評をいただきました。生徒たちは、真剣にメモを取って聞いていました。

 

 姉妹校生徒に喜んでもらえるよう、頑張りましょう!

 

2年生 総合英語Ⅱの授業より(ユネスコフォーラムに向けた探究学習)

 2年生2学期の総合英語の授業では、週に1時間、教科書で学んだ内容に基づいた探究学習を行っています。
 社会の問題について、現状の問題点を見つけ、解決に向けた行動提案をするべく、毎時間、熱心に調査やディスカッションを重ねています。
 学習の成果は、12月に行われるユネスコフォーラムで発表します。発表は全て英語で行うので、原稿やスライドも英語で作っています。また、聞き手に伝わりやすいよう、発音や抑揚を意識しながら発表の練習を行っています。
 生徒たちは、自分の知識が増え、英語力が向上していることを感じられるので、やりがいを持って取り組んでいます。
  
 

R6. 9. 5  2年生 阪南大学出張講義

 総合英語科2年生は、12月に開催されるユネスコフォーラムにて、英語による発表を行っています。今年のテーマは、"Actions for a Better World" 。英語の教科書で学んだ内容を基に探究学習を行い、世界をよりよくする提言を行います。

 生徒たちは1学期の英語の授業で学んだテーマから1つを選び、それぞれの視点で現状の課題を探ります。そして、その課題を解決するための策(=仮説)を立てています。

 今日は、阪南大学経済学部より先生方と学生の皆さんが出張講義に来て下さいました。生徒の立てた仮説に対して、内容が妥当かどうか、論理の飛躍がないかどうか等を見ていただき、検証方法についてアドバイスをいただきます。

 まず、阪南大学の祐岡武志教授から探究学習のポイントについて講義していただき、その後グループごとに意見交換、仮説の検討を行いました。

 

  生徒たちは学びを深め、仮説検証に向けた展望を持つことができました。2学期の総合英語の授業内で、発表の準備を進めます。次は、11月にもう一度お越しいただき、完成したプレゼンテーションを見ていただきます。

 

R6. 6. 28  1年生 四天王寺大学出張講義

 総合英語科1年生は、毎年秋に来校する姉妹校生徒に向けて、自分たちの地域や文化、歴史などを英語で発表する活動をしています。今日はその事前指導として、四天王寺大学 国際コミュニケーション学科の先生と学生の皆さんが出張講義に来て下さいました。

 まず、大学の先生からプレゼンテーションの基礎や効果的なポスターの作り方についてレクチャーしていただきました。

 講義の後は、班に分かれてグループワークをしました。講義の内容をもとに、発表したい内容やポスターのデザインを検討していきます。学生の皆さんも各グループを回って助言してくださいました。生徒たちは、積極的に質問したり意見交換したりと、活発に活動していました!

  

 夏期休業に入るまでの授業で、調査とポスター作りを進めていきます。

 

R6.1.17 インドネシアの高校生との交流(総合英語科・1年)

 インドネシアのSMA LABSCHOOL CIBUBUR(エスエムエイ ラブスクール チブブル)の高校生34名が本校生徒との交流のために来校されました。

 交流の冒頭では、インドネシアの高校生が素敵な歌を披露してくれました。その後、自己紹介を兼ねたアクティビティーを行い、次第に笑顔も見られるようになりました。後半は、2分ごとに席替えを行い、英語や日本語でお互いの趣味や興味のあることについて話しをしました。非常に有意義な異文化交流となりました。

   

 

R5.12.15 ユネスコフォーラム(学習成果発表会)(総合英語科・2年)

 総合英語科2年生の2グループがユネスコフォーラムにて英語による発表を行いました。

内容は「Why is Japan’s Gender Equality Ranking Low?」というタイトルで男女平等に関するもの と「Animal Testing ~Should Animal Testing be Allowed?~」の動物実験に関するものでした。11月の阪南大学の祐岡先生のアドバイスも活かして、効果的なパワーポイントと流ちょうな英語で日頃の学習の成果がよく出た発表でした。

  

 

R5.11.15 ユネスコフォーラムリハーサル・阪南大学祐岡先生の講評(総合英語科・2年)

 総合英語科の2年生が12月のユネスコフォーラムでの発表に向けたリハーサルを行いました。

リハーサルには高大連携をしている阪南大学の祐岡先生にも来ていただき、本番に向けた講評及びアドバイスをいただき、生徒達にとっては本番に向けて有意義な時間となりました。

 

 

R5.9.21 姉妹校生への発表・交流(総合英語科・1年)

 総合英語科の1年生が来校中のオーストラリア姉妹校生へ『奈良・斑鳩地域・法隆寺』に関する発表を行いました。

準備・リハーサルでは、高大連携をしている四天王寺大学の先生や大学生にもご協力をいただきました。生徒たちは、発表後、英語でお互いのことについて質問などをし合い、交流を深めていました。