校長室より

 

校長写真

 

 奈良県立盲学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 私は、今年度より校長に着任しました山中俊和と申します。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 本校は、県下で唯一の視覚支援教育を専門に行っている学校です。幼稚部、小学部、中学部、高等部(普通科、保健理療科)、専攻科理療科と多くの学部がありますが、全生徒数は36名で、アットホームな学校です。盲学校といえば、全く見えない方(全盲の方)だけが学んでいるように思えますが、実は7割ぐらいの方は見えにくい方、つまり、弱視の方です。幼稚部から高等部普通科までは、一人一人に合わせた学習を、理療科(保健理療科・専攻科理療科)は職業課程で、あんま・マッサージ・鍼・灸の専門的な技術を学び、国家資格の取得につなげていくことを目的としています。

 本校は、1920年(大正9年)に現在の奈良市登大路町にある奈良基督教会の一室を借りて私立奈良盲亜院として発足しました。今年で、創立100周年を迎える伝統のある学校です。

 校訓の「清く 明るく たくましく」は、自己の障害を克服し生きる力を培い、自立を目指すことを目的としています。今年は、小学部1名、中学部5名、高等部普通科2名、保健理療科1名の児童生徒が入学しました。自己の持てる力を最大限に発揮し、更に成長してくれることを楽しみにしています。

 本校は、「見えない」「見えにくい」方々の相談も行っています。乳幼児において見え方に心配のある方、成人になって病気が進行し見えづらくなってきた方や何らかの理由で視覚障害者になられた方々の相談を受け付けています。また、生活する上での便利グッズ等の紹介もさせていただいています。本校には、100年の歴史に培われた専門性があります。一人で悩まず相談していただければお力になれると思います。

 今年は、「地域と共にある学校づくり」に向けて、コミュニティスクールの発足を目指した取組を始めています。これからも地域の方々と共に更なる未来へ飛躍したいと思います。教職員一同、全力で指導にあたっていく所存ですので、変わらぬご協力をよろしくお願いいたします。

 

令和2年度  4月   

学校長 山中 俊和