令和5年12月25日から28日までの4日間、本校独自の「英語で学ぶ「思考法」プログラム」が1、2年生の希望者対象に開催されました。

このプログラムでは、課題をクリエイティブに解決したり、新しい価値を生み出したりするために役立つ思考法(考え方)と、その効果的な伝え方を、英語で学びます。内容は、本校生用にカスタマイズされたものであり、ファシリテーターによる講義に加え、海外からの留学生(日本の大学在籍)がメンターとして参加しました。参加生徒の使用言語も英語とし、多様な価値観に触れる中で、新たな価値観、解決策が生まれることを目指して行われました。

前半の2日間でVisual Thinking StrategiesやDesign Thinkingの手法を学び、後半の2日間では、Storytellingのスキルを活用して実際にプレゼンテーションの準備をしました。最終日には、4日間の集大成として全体の場でグループごとにプレゼンテーションを行いました。

生徒対象の事後アンケートでは、以下のような声が聞かれました。

  • グループでのディスカッションで自分のアイデアを共有するのがとても楽しくて最高でした。「やれば私にもできる!」という自信がつきました。この自信は日常でも大切な考え方なので、もっと活かしていきたいです。
  • 話をするのに完璧な英語は必要ないと感じた。英語はあくまで手段であり、必要なのは内容と考え方であることが分かった。
  • はじめは文法に気をつけすぎたり、上手く話そうとしていたが、徐々にただ自分の考えを伝えたいという一心で話せるようになってきた。気持ちが大切であると思った。
  • グループワークを通して新しい価値観を知ることで、自分の視野が少し広がったように思う。

初日には緊張で表情が強ばっていた生徒も、プログラムを経て自信をつけ、最終日のプレゼンテーションには、活き活きとした表情で臨んでいました。4日間英語にどっぷりと浸かって得たものを、今後の日々の生活で生かし、社会で新しい価値観を生み出していってくれることを期待します。