卒業生の紹介 No.1
氏名・通っている大学
氏名:馬出 遥士希(うまで よしき)
※榛生昇陽高校15回卒業生
所属:奈良学園大学 人間教育学部 人間教育学科(3年)
宇陀高等学校(榛生昇陽高等学校)を選んだ理由は?
家から最も近い高校で、通学時間を最小限に抑えて、効率的に学業に集中できると考えたからです。
毎日の通学がスムーズで、時間に無駄が少ないことが私にとっての大きなメリットでした。
高校時代の将来の夢は何か?それに向かってどのように努力していたか。
高校時代から、私は将来数学の教員になることを夢見ていました。そのために、毎日朝5時に起きて勉強し、放課後は学校が開いている限り残って勉強しました。また長期休みや放課後の時間を使って、先生方に個別に教えてもらっていました。分からない問題を丁寧に教えてくださると同時に、数学の奥深さや魅力を教えてくださいました。その経験が私の数学の興味をさらに深め、教員を目指す決意を固めるきっかけとなっています。第一希望であった奈良教育大学には残念ながら合格できませんでしたが、高校3年間の努力が今の私にとって大きな土台になっていると感じています。
教育実習生として母校(宇陀高校)で取り組んだ3週間
とても充実した3週間でした。高校生として見ていた学校・先生の姿とは異なる視点で学校について学ぶことができました。数学の授業も実際に担当し、生徒の反応を見ながら授業をすることの難しさも痛感しました。今後は大学院に進学し、さらに数学教育への理解を深め、将来は母校で数学の教員として活躍できるように頑張りたいと思います。
どのような大学生活を過ごしているか。
現在、大学3年生で、昨年度は学友会(学生自治会)の会長として、入学式で歓迎の言葉を述べたり、学友会の会長として主催した大学祭では過去最高の来場者数を記録しました。また、教員採用試験に向けて日々勉強を重ねると同時に、教育関係のボランティア活動として学校現場での活動にも積極的に参加しています。これまでの経験を通じて、多様な子どもたちにどのようにアプローチすればよいかについて深く学んでいます。特に、異なるバックグラウンドや学びのスタイルを持つ子どもたちと関わることで、常に新たな刺激を受けています。彼らとの交流を通じて、教育の本質や意義について新たな視点を得ることができ、将来の教育者としての自分の役割を深く理解する助けになっています。
大学で学んでいること
大学では、代数学、幾何学、解析学、確率統計学に加えて数学教育における学習指導の内容や方法についても学んでおります。そして、3年生では希望する研究室に所属し、「数学の証明問題を用いて論理的思考力を育成する授業展開」に関する研究を行っています。これらの学びを通じて、将来の教育現場で役立つ実践的な知識とスキルを身につけています。