令和2年12月16日(水)16時から登校した生徒は、CALL教室で、登校できなかった生徒は自宅から、ロシアの大学生とオンライン交流会を実施しました。今回の実施にあたり、ISEN工大日本文化研究所[フランス]のお力をいただき、交流することができました。ESS部は、普段から本校ALTの先生との英会話を中心に、楽しく英語を使いながら言語力の向上や海外文化の理解を目指して、活動している部活動です。今年度におきましては、積極的な交流活動が、本校内でしかできなかったのですが、本校以外の方々との交流する場を模索している中で、ICTを駆使しながら、オンラインを用いて海外交流を行うことになりました。

 今回の交流は、ロシア・クラスノダール地方の大学生、フランス・トゥーロン市の高校生という3カ国を結ぶ、「貫ユーラシア交流」とも言える壮大な交流であったと言えます。 ロシアの大学生は、日本語を4年学んできて、大学でも日本文化・日本史を専攻しているようです。ロシアの音楽について、流暢な日本語でプレゼンテーションをしてくれました。

 フランスの高校生は、日本のアニメに興味をもち、日本語の学習を始めたばかりでした。覚えたばかりの日本語で自己紹介をしてくれました。本校生徒たちは、奈良県について、日本のアニメや今話題の鬼滅の刃についてのプレゼンテーションをして、盛り上がりました。また、趣味や学業のこと、コロナウィルスの各国の状況などを話しました。生徒たちは、オンラインを通して簡単に海外の同世代とつながることができ、楽しい時間だったと言っていました。

 ロシアの大学生が外国語である日本語を上手に使いこなしている姿に刺激を受け、次は自分たちが英語を使ってコミュニケーションをとりたいと意欲を見せてくれていたので、双方ともに有益な時間を過ごすことができたと思っています。

 交流してくださったロシア・クラスノダール地方の大学生、フランス・トゥーロン市の高校生、および、ご協力してくださったISEN工大 日本文化研究所[フランス]の方々、ありがとうございました。

ロシア大学生とのオンライン交流の様子