第24回 校内人権作文発表会
令和2年10月28日(水)のHRの時間に、第24回校内人権発表会を行いました。昨年までは体育館に集まり、全校生徒で人権作文の朗読を聞く形をとっていましたが、今年度はコロナ禍のため、放送を通じて、自教室で行いました。毎年、夏季休業期間に、人権作文を課しており、一人ひとりが人権について考える時間を設けています。本日の発表会においては、提出された人権作文の中から選ばせてもらった作品を、書いた本人の想いを直接肌で感じる機会となります。今年度は、「僕のこと」というタイトルと、「大切なこと」というタイトルの2作品を、2名の方が発表してくれました。タイトルの通り、その人の想いがすごく込められた内容で、発表者はすごく緊張しながらも、堂々とした姿で全校生徒に話してくれました。聞いている生徒の皆さんも、配られた人権作文集に目を通しながら、真剣に聞き入っていました。その後、自教室では感想を書きながら、内容の振り返りを行い、人権について考える時間を学校全体でもつことができました。
第24回校内人権作文発表会の様子
放送での司会はHR委員長・副委員長が行いました。冒頭の学校長のあいさつでは、大坂なおみ選手の全米オープンテニスでの行動を話され、人権について知ることが大事、そして、そこからどのように感じ、「ヒューマンライツ=人権」をどのようにしていくことが大切かを求められると話してくださいました。
HR委員長・副委員長 | 学校長 あいさつ |
作文発表者
「僕の大切なこと」 | 「大切なこと」 |
人権部長からは、新型コロナウィルスによる不当な差別問題について言及し、あらゆることに今後もアンテナを張り巡らしながら、人権とういものを考えて生活して欲しいと話されました。また、本日の発表者に感謝を述べながら、発表者の思いをしっかりと受け止め、そこからどのように感じ、考え、どのように行動しなければいけないかを改めて、考えさせられる素晴らしい人権作文発表会だったと話されました。
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人権教育部長 講評 |
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教室では、配布された人権作文集を読みながら、一人ひとりが感じたことを用紙に書き留めて、人権についてしっかりと向き合えた時間をもつことができました。