第3学期の始業式等を行いました。

 1月10日(火)、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、放送で始業式を行いました。

 まず、挨拶の大切さについて述べられました。
仕事始めの4日に、部活動の生徒から「明けましておめでとうございます、よろしくお願いします」と
挨拶をいただきました。挨拶にはその場の意味や雰囲気を含んでいて、大変意義のあるものであると改めて感じました。

 次に、今年の決意や抱負について述べられました。
今年の決意や抱負を聞かれたとき、生徒諸君はどのように答えるでしょうか。
「一年の計は元旦にあり」というよく耳にする言葉がありますが、
これは中国の明の時代の憑慶京という学者によって書かれた書物「月令広義」に記載されている言葉です。
この書物は年中行事や儀式、しきたりなどが記載されたもので、
この一年、どのような目標をもって、その目標に向かって生きていくのか、頑張っていくのかということを
元日の午前中に決めなさいということを指しています。
しかし、この言葉には続きがあります。
「一生の計は少壮にあり」という言葉です。
一生涯の人生設計は、若くて元気な時期(学生時代)にしっかりと確立しなさいという意味です。
これらの言葉を胸に、高田高校での生活を大切に過ごしてほしいと思います。
 続いて、各学年の生徒へのメッセージを述べられました。
 3年生は大学入学共通テストまであとわずかです。しっかりとした気持ちをもち、最後まで諦めず追い込みをしてください。
また、卒業式まで2ヶ月足らずです。最後まで1年生と2年生に手本を示して、立派な卒業式を迎えてください。
 2年生は進路について真剣に考え、最高学年である3年生に向けてしっかりと準備してください。
 1年生は3ヶ月後には後輩が入学してきます。高田高校を背負って立つ中堅学年への準備をしっかりとしてください。

 最後に、卯年である今年は、昨年度にもまして高田高校、そして生徒、教職員の皆にとって飛躍の年にしましょうと締めくくられました。