高田高校では昨年度より研究機関や民間企業などの各分野で活躍する社会人をお招きし、「社会人講座」を実施しています。この講座は将来の社会人としての自分をイメージすることで、「今、何をしなければならないか」「どういう進路選択をすることが望ましいか」について考える契機とするとともに、学習へのモチベーションアップにつなげることを目的としています。

令和7年6月16日(月)に令和7年度第1回「社会人講座」を実施し、約70名の生徒が参加しました。今回は高田高校の卒業生で、トヨタ自動車株式会社にお勤めの北本 将史氏をお招きしました。まず、北本氏から現在に至るまでの経歴(「車両設計」→「新規事業開発」)や現在手掛けておられる仕事について詳しくお話しいただきました。その後、ワークショップで「明確な答えのない問いに触れてもらう機会」を提供していただき、生徒たちはグループワークに取り組みました。

講演の最後に北本氏から高田高校生に、「今やっていることに一つプラスできるようなこと(例えばボランティアや地域活動など)を考え、行動に移すことができたら、もっと素晴らしい高校時代になると思います。」という言葉をいただきました。参加した生徒たちが先輩からのメッセージを受け取り、明日からの生活に活かしてくれることを願っています。