高2 SSHアメリカ研修  (2019.10.20SUN~26SAT)

○ 行程表はこちらをご覧ください [pdfファイル]

 

第5日目 10月24日

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

第5日目

 研修5日目の朝、4日間お世話になったホストファミリーに感謝を述べ、それぞれが家を後にしました。Mobius Hallまで送って下さったホストファミリーもおられ、青翔生達との4日間のエピソードを色々と聞かせて下さいました。管理会社のスタッフの方も、すべての生徒が無事登校するのを見届けるまで大学に待機して下さっていました。どの家庭も素晴らしい生徒たちだったとPositive Feedbackを下さったと教えてもらいました。ホストファミリーの皆さん、管理会社のスタッフの方々の支えがあってこの日の朝を全員元気に笑顔で迎えることができました。この場を借りて、私たちの心からの感謝の気持ちを表したいと思います。

 We really appreciate your kind hospitality. You all treated our students as a true member of your family. This homestay experience will be their unforgettable memory in their whole life.

 午前中はカスケディア大学の講師の先生からPublic Speechについての講義を受けました。人前で話すときに意識する必要があるポイントや、どのようにして論理的に話す内容を整理し聞き手に分かりやすく伝えることができるかについて、分かりやすく英語で教えていただきました。実際のプレゼンテーションの映像を見て、一つ目のプレゼンテーションで改善すべき点はどこであったか、また2つ目のプレゼンテーションではどういった点が改善されたかなどについて話し合いました。また、論理性を持たせるためのポイントとして、仮説→経験・実験→検証→結論というサイエンスの流れを確認しました。

 ランチタイムにはホストファミリー宅から持ってきた昼食を皆で食べました。アメリカの家庭らしく、材料を教えてもらって、自分たちでサンドイッチを手作りして持ってきた生徒たちも多くいました。アメリカの高校生は自分にできることは原則自分でという家庭のルールがあるようで、青翔生にとっては大変有意義な体験になったようでした。

 午後は学んだばかりの効果的なPublic Speechをするためのポイントを活かして、研修自体を振り返り、「参加前の目標→どんなことを経験したか→どんなことを学んだか・どのように成長したか→まとめ」という流れで即興のポスタープレゼンテーションを行いました。3~4分のプレゼンの後に1~2分で質疑応答の時間をとりました。カスケディア大学の関係者の方々が聞き手として参加して下さり、熱心に発表に聞き、多彩な質問を投げかけ、また発表後には具体的な内容ですぐにFeedbackを下さいました。手書きのポスターにはキーワードやイラストのみで、原稿なしで英語のメモを参考にしながら、全員が即興でのプレゼンテーションを行うことができました。「自分自身が楽しみながら、間違いを恐れず、聞き手のことを考えた発表をする」という目標を掲げ、終了時には達成感に満ちた笑顔になっていました。

 あっという間に5日目のプログラムも終了し、いよいよFarewell Ceremonyの時間となりました。カスケディア大学の皆さんに青翔生からのお礼の言葉を述べた後、プログラム修了書とカスケディアベアーのぬいぐるみを記念に一人ずつに手渡して下さいました。ベアーと一緒に集合写真を撮り、思い出の詰まったカスケディア大学を後にしました。

 夕食会場は昨年度と同じ、カスケディア大学が手配して下さった地元のステーキハウスでした。全員でアメリカの味を堪能し、これまでの思い出を語り合いました。短い期間ではありましたが、非常に濃密な学びに満ちた時間を過ごすことができました。これまで長い時間をかけて一緒に準備をして下さった方々に心から感謝いたします。そして、シアトルでお世話になった皆さん、本当にありがとうございました。青翔生の心の中に沢山の種が蒔かれた研修でした。

 今夜はホテルに一泊し、明日の朝シアトルタコマ国際空港へ向かい、帰路につきます。

第6日目 10月25日

 

第7日目 10月26日