9月29日、命の大切さを考えることを目的に「いのちの講座」を開催しました。

 講座では視覚障害のある方を講師に招き、視覚障害者が安全に生活を送るために大切なことについて講演していただきました。講演では電車のホームから転落してしまったことや、歩いている途中で自分がどこにいるか分からなくなってしまったことなど実際に体験した危険な出来事について語っていただき、本当に怖い思いをされたことが伝わってきました。

 また、生徒からは視覚障害者が安全に電車を利用したり、道を歩くためには点字ブロックがとても大切なことを学び、それらが十分に普及してほしいとの意見が聞かれました。お互いに活発な意見交換をすることができ、とても意義のある講座となりました。

 講師の方から最後に、危険に対して十分理解し、正しく対処しながら怖がらずにどんどん外出してくださいとのメッセージをいただきました。今回の講座で学んだことを今後の生活に生かしていけるよう、さらに学習を深めていきたいと思います。