令和4年1026日(水)6限目 第1学年対象「探究HR」を実施しました。今回は、京都大学が高大接続・高大連携活動の一環として、全国的に展開している学びコーディネーター事業を利用して、京都大学の院生に出前授業をしていただきました。

 京都大学から来ていただいたのは、京都大学大学院 総合生存学館 総合生存学専攻 5回生 土田亮氏です。講演のテーマは「文系と理系の課題解決型研究のすすめ」でした。土田氏は「災害」について研究をされており、その研究を通して培った経験や気付いたことなどを基に「問いの立て方」や「研究の進め方」などを分かりやすく説明していただきました。来年度、「課題研究」及び「理数探究」に取り組むに当たり、非常にためになるお話でした。

 

 また、最後には質疑応答の時間を設けてくださり、生徒たちの疑問に対して丁寧にお答えいただきました。土田様、出前授業をしていただきありがとうございました。

畝傍高校では、学校内の授業だけで教育が完遂するわけではなく、学校外のさまざまな機関・人材からあらゆる機会を通じて学ぶために、このような学習の場を設けております。

最後に、生徒の感想を掲載いたします。

・課題を考える上で、問いを何度も変えていいというのが驚きだった。一つのことにとらわれなくてもよいということは視野が広くなって、より良い課題研究に繋がると思った。

・今までの課題研究の内容は難しく、テーマはまだ決められないだろうと思っていたが、学びコーディネーターの方が「答えのない問いでも思いついたことはしっかり書き留めておくことが大切だ」とおっしゃっていたので、これからはどんなに小さいことでも興味を持ち、おもしろいと思ったことは気づきノートに書いていこうと思った。