「コスモスプラザ夏休みイベント」でサイエンス教室を開催しました。

 

令和5年8月17日(木)に、大和高田市内にあるコスモスプラザにおいて、「コスモスプラザのなつやすみイベント」の一環として、本校の科学部がサイエンス教室を実施しました。

図.生徒が作成した提示用スライドの表紙

テーマは「発泡スチロールでオリジナルスタンプを作ろう」。

柑橘系の果物の皮に含まれるリモネンという成分が発泡スチロールを溶かす作用を利用し、オリジナルのスタンプを作成しようという実験です。

地域の小学生が35名ほど参加してくれて、非常に盛り上がりました。

図.コスモスプラザ2階交流スペースの様子

実験道具の準備や説明用のプリントの作成、提示用のスライドの作成、当日の運営や司会に至るまで、全て生徒たち自身で行いました。

普段の生活ではなかなか経験することのできない「小学生に教える」という体験に、難しさや戸惑いを感じながらも、一生懸命取り組んでくれました。

 

図.生徒が司会進行をしている様子

参加してくれた小学生たちも熱中し、個性豊かな作品をたくさん作ってくれていました。

最後に、皆で一つの作品を作ろうということで、大きな紙に自分が作ったスタンプを好きな色で押してもらいました。それぞれの個性が詰まったとても素敵な作品になりました。(今後、コスモスプラザ内に飾っていただけるそうです)

図.個性の詰まった作品

科学部の生徒に、実施した感想を聞いてみました。

〇当日積極的に子どもたちに話しかけることができて良かった。久しぶりにたくさんの人の前で話すことになり緊張したが、とても楽しかった!

〇子どもたちの前で今回のようなことをするのは初めてでとても緊張したが子どもたちが積極的に動いてくれたので助かった。最後の子どもたちの  

 『楽しかった』という声を聞けて嬉しかった!

〇子どもたちがスタンプづくりを楽しくやってくれて、こちらもすごく楽しい時間だった。最初は緊張していたが、皆と話していると、あっという

 間に時間が過ぎていた。片付けまで含めて非常に良い経験になった!

 

今回のように、「自分たちで責任を持ってイベントの準備から当日の運営、片付けまで行う」という経験を、今後も増やしていきたいと思います。