高2研修旅行_2日目
研修旅行2日目の朝は早朝から始まりました。
有志生徒でナイトウォッチングで「くちびる山」と教えていただいた、湖面に映る対面の山を見ながら早朝のランニングを行いました。
ストレッチや早朝の散歩に出かける生徒もいました。
全員元気に1日をスタートできたようです。
朝食をとり、最初の目的地である「鹿追町環境保全センター」と「カントリーファーマーズ藤田牧場」へクラスごとに分かれて向かいました。
「鹿追町環境保全センター」では、農家さんの数よりも多いという乳牛からでる糞尿等からエネルギーやたい肥を作り出し、循環型農業を形成する方法について学びました。1日に処理される膨大な乳牛の糞尿の量に驚きの声が上がり、実際に作られたバイオ燃料の発電機と水素燃料施設を見学しました。売電やコジェネレーション、副産物に至る経済活動まで計算に入れられた循環型農業のシステムに生徒たちは興味深々で聞き入っていました。
「カントリーファーマーズ藤田牧場」では、飼育されている乳牛の世話を機械化している様子や、カメラ、センサーを活用した次世代の畜産業を見学しつつ、昔ながらの乳しぼりにも挑戦しました。食卓に並ぶ牛乳がどのように生産され、乳牛の一生など、普段何気なく過ごしてしまっていたことに気づくことができたようです。
生まれたばかりの仔牛との触れ合いもでき、最後には実際に搾乳された生乳から作られた牛乳とアイスを試食させていただきました。生徒たちは満足した様子でした。
昼食をとり、少しの休憩の後、ラフティングへと向かいました。ラフティングは十勝川にて行いましたが、月曜日の雨の影響と雪解け水が相まって、普段の倍の水量になっていたそうです。少しスリルのある中、7℃の水温に「冷たい!」という声を上げ、おそるおそるボートに乗っていた生徒たちですが、実際に始まるとプロのインストラクターさんの指導のもと、ボートの乗り方に徐々に慣れ、歓声を上げながら楽しんでいました。今回は全長約3kmの川下りを行いましたが、普段よりもスピードがあったために、特別に2回実施することができました。乗り方を変え、少し余裕の出てきた生徒たちは、非常に楽しい時間を過ごせたようです。
水に落ちる生徒も、けが人もなく、無事終了できました。
定刻よりも早くホテルにつき、ホテルの周りを散策することができました。雰囲気のある空間で写真を撮る生徒や、家族へのお土産を真剣に選ぶ生徒など、それぞれの時間を過ごせたようです。
夕食はビュッフェでした。様々な料理を迷いながら、好きなものをおなか一杯食べることができたようです。フルーツやケーキなどもあり、並べられた食材を無駄にしないように!と最後の最後までたくさん食べてフードロス削減に貢献した生徒もいました。
動き回ることが多く、非常に疲れた様子の生徒もいますが、みんな大満足だったようです。
全員健康に過ごすことができました。
明日も1日元気でがんばりましょう!