11月 9日(土)皇居前広場での「国民祭典」の祝賀式典の準備が進む中、15時半より4時間にわたり、霞が関の法曹会館にて、3部構成で開催されました。尚、来賓として、奈良高校より中野校長(高55)、伊吹教頭(高53)、総務情報課の伊東先生(高55)、宝相華会本部より瀬川会長(高43)にご列席頂きました。

 出席者は75名(来賓除く)で昨年より15名増。約半数が昭和30年、40年台の卒業生でしたが、昭和60年以降の卒業生も13名程が参加され、現役世代との交流の必要性を痛感した会合となりました。

 

第1部概要(15:3016:15)

 冒頭、昨年の総会以降に亡くなられた4名の方のご冥福を参加者全員でお祈りした後、阿部支部長の挨拶、本年度の活動及び会計報告と来年度の活動計画等の審議を行い、満場一致で可決・承認されました。
 続いて、来賓の中野校長より、移転に関する状況、及び在校生の活躍状況、及び2023年に奈良高校創立100周年を迎える旨のお話がありました。
 移転に関しては、現在仮校舎で全員が勉学に励んでいるが、来年3月に仮の体育館ができるまでは近隣の施設を借用することで凌いでいるとの話が印象的でした。
 生徒の活躍についてはSSH活動、イギリスへの短期語学研修、大学探訪等への取り組みの他、弓道部の頑張りや、野球部が春の甲子園の21世紀枠の奈良県の推薦校に決まった事など様々な方面での活躍についてお話しがありました。時代の違いを感じると共に、こんな環境で頑張る生徒の姿に頭が下がる思いがしました。
 
 最後に、瀬川寶相華会会長からは、寶相華会本部の活動状況、特に奈高支援の状況や新しいホームページの活用ついて、及び、ユーザー登録の促進が望まれることをお話しいただきました。

第2部概要(16:2017:20)

 昭和43年卒でJICAシニアボランティア日本語教師としてブラジルに2年3ヶ月赴任されておられた阪本 史代さん(高43)のお話を1時間聞かせて頂きました。
 お話は、ボランティアの仕組み、ブラジルの面積、人口構成や日本人の入植の歴史といった一般的な知識から入り、ボランティアの具体的な活動(日本語の教育は当然として、お茶、お花、書道、盆踊りの指導まで、まるで日本文化の伝道師)、日々の生活(日本の食品は殆ど入手可能であるとか、リオのカーニバルやリオデジャネイロオリンピックの時の現地の様子等)までに及び、時間を忘れて聞き入ってしまいました。​

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3部概要(17:3019:30)

 来賓の方々も参加された懇親会では、市川さん(高30)の音頭での乾杯のあと、それぞれにお酒や食事を取りながら、旧交を温め、また世代の異なる会員との交流を持ちました。
 その後、奈良のプロバスケットボールチーム’バンビシャス奈良’の加藤社長(高平02)から、チームの紹介とふるさと納税を利用したチームの支援要請の話から始まり、来賓の伊吹教頭、伊東先生の挨拶、当HPの「メンバー活動紹介」で紹介している平井さん(高62)、八百さん(高47)お二人の自己紹介と続き、あと野球部OBの畠山さん(高平10)による野球部応援演説、植嶋さん(高47)による奈良県人会の紹介、森本さん(高40)からはDCでの国際薬史学会に参加された感想など、入れ替わりでマイクを持ってお話をされ、賑やかな懇親会となりました。
 
 今年も最後は参加者全員による校歌の合唱でお開きとなったのですが、そのリードを高野さん(高40)と中安さん(高平11)のお二人で担っておられたのが印象的でした。

 

来年の支部総会は11月14日(土)に開催予定です。