11月17日(土)に例年通り東京霞が関の法曹会館にて、15時半より4時間にわたり3部構成で開催しました。

 出席者は59名(来賓除く)でしたが、現役大学生1名の他、昭和26年~平成11年卒までの幅広い年齢の方に参加いただきました。以下総会の概要をご紹介します。

 

第1部概要(15:30~16:15)

 冒頭、昨年の総会以降に亡くなられた方のご冥福を参加者全員でお祈りした後、阿部支部長の挨拶、本年度の活動及び会計報告と来年度の活動計画等の審議を行い、満場一致で承認・可決されました。

 続いて、来賓の安井校長より、奈良高校の移転に至る背景や現在の状況について、及び文武両道で日々奮闘されている生徒の素晴らしい活躍について、WRO(World Robot Olympiad)やSSH、ボルタリング、サッカーなどの具体的な例(*1)を挙げてお話いただきました。活躍している生徒の話が出てくるたびに参加者の顔に笑みが浮かび、会場の雰囲気が明るくなっていくように感じました。(*1):facebookの県立奈良高校同窓会 寶相華会に詳細に紹介されています)

 最後に、瀬川寶相華会会長からは物故者慰霊祭開催や寶相華会から学校への寄付など寶相華会全体の取り組みについてお話をいただきました。

 

来年度の東京支部の活動計画について(抜粋)

①総会は原則として毎年11月の第2土曜日とし、会員相互の連携と親睦を図る。

②母校から首都圏に進学または就職の為転居してくる後輩たちへの支援と交流

③親睦会活動の継続

 ・既に活動中の「親睦ゴルフ会」の活性化。
   原則として年1回実施を予定

 ・新規親睦会活動の策定及び既存の親睦会活動の継続<参加登録:随時受付>

   2016年10月15日をもって終了しました「散策の集い」の再立ち上げを検討

   若手及び女性の方々のご検討を期待します。

④総会及び同好会へ若手参加の推進と総会等を通じて母校及び本部、各支部との交流

➄総会案内の回収率の改善と若手会員の参加を推進

⑥東京支部独自のHPの再立ち上げ。運用に協力いただける方を募集中

  (東京支部HPのURLはhttps://housougekaitokyo.wixsite.com/housougeです。)

   

 

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第2部概要(16:20~17:20)

  チェリストの伊東 裕(平成23年卒)さんとピアノ伴奏の秋元 孝介さんによるチェロコンサートを1時間堪能しました。

 曲目はエルガーの「愛の挨拶」に始まり、カサドの無伴奏チェロ組曲、ラフマニノフ、ベートーベンのチェロ組曲という構成で、演奏が始まるや会場内はチェロの荘厳な音色とピアノの軽快な響きの織り成すコンサート会場となり、参加者は皆お二人の息の合った演奏と音色に時の経つのを忘れて聴き惚れました。アンコールにサンサーンスの白鳥を演奏いただいてコンサートは終了となりましたが、余韻冷めやらず多くの方が演奏者を囲んで話に花を咲かせました。​

第3部概要(17:30~19:30)

 来賓の方々も参加された懇親会では、野崎さん(高31)の音頭での乾杯のあと、参加者はそれぞれにお酒や食事を取りながら、旧交を温め、また世代の異なる会員との交流を持ちました、特に第2部演奏者の伊東さん、秋元さんや安井校長と一緒に写真を撮ったり、会話を楽しみながら歓談のひとときを過ごしました。

 懐かしくもあり楽しかった時間は、来年の再開を約束して高野(高40)さんと辻(高44)さんのリードによる校歌の合唱によってお開きとなりました。