2学期終業式がアリーナ(体育館)で行われました。

校長先生から、「2023年は、大谷翔平選手を始めとするWBCでの日本代表の活躍、バスケットボールW杯でのアジア1位獲得、バレーボールの輝かしい成果、そして、阪神タイガースの関西ダービーを制しての日本一獲得など、日本のスポーツの活躍が1年を通してあり、また、スポーツに関する話題の多かった1年であった」とのお話がありました。

さらに、偏差値を40以上上げ、見事大学への合格を果たした女性の実話を紹介され、「本当に叶えたい目標を叶えるためには、まず、『自分自身の現状を把握する』こと、次に、『目標達成に必要な対策をする』こと、そして、『諦めないで最後まで取り組む』ことが重要である」と強調して伝えられました。

最後に「3年生は入試本番にしっかり備え、1・2年生はじっくり進路決定をし、それぞれが自分の方向性を決めて頑張るように」と話されました。

続いて、生駒警察署・警察官の方からは「薬物乱用や闇バイト、SNSでのトラブルは一歩間違えると大変なことになる。『自分で逃げる、きっぱりと断る』ことが重要だ」とのお話をしていただきました。

最後に、生徒指導部長は、まず、スティーブ・ジョブズ氏の学生時代のエピソードを紹介され、続いて、小学生は「児童」、大学生は「学生」と呼ぶのに対し、中学・高校生は「生徒」と呼ぶが、その「徒」という言葉に着目し「徒」は「むだなさま」という意味があることを紹介され、「生徒」とは一見良くない意味であるように思えるが、好ましく解釈すると、中学・高校時代は「失敗や無駄に思えることを経験できる時代」であること、そして、そういった「失敗や無駄に思えること」などの1つ1つの経験は、自ら繋がるのではなく、自分でつなぎ合わせて生きるものだということをスティーブ・ジョブズ氏の有名なスピーチを引き合いに出しながら、話されました。