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先日の新聞記事に、夏の全国高校野球選手権大会の神奈川県大会開会式で行われた「選手宣誓」が掲載されていました。
それは、次の通りです。

 宣誓。
 
 七夕の日に願います。
 今年も神奈川大会が最高の大会になりますように。

 最高の大会は数多くのいい試合で作り上げられます。
 いい試合には選手全員のいい顔があふれています。

 私の考えるいい顔とは、真剣勝負の顔、ナイスプレーに喜ぶ顔、そして大好きな野球を全力で楽しむ顔です。
 しかし、その顔は自分一人で作ることはできません。チームメート、支えてくれる家族、指導者、関係者の方々はもちろん、同じ野球を愛する相手がいてから、成り立つものです。

 ここで選手の皆さんにお願いがあります。
 今大会中、お互いのチームの好プレーに対して拍手や歓声を送り、称え合うことをしませんか。
 試合の中で、お互いを認め合い、試合の後、このチームと戦うことができてよかった。
 そう思える良い試合が続く、そんな最高の大会にしませんか。

 私たち選手一同は、ありがとうの気持ちを忘れず、いい顔で、常にチャレンジし続けることを誓います。

この「選手宣誓」を行ったのは、慶應義塾高等学校の野球部キャプテン、山田くんです。
暑い夏を吹き飛ばす、読後のすがすがしい気持ちをみなさんと共有したくて、この新聞記事をあげさせてもらいました。


校長 寺田 典央