【Q1】教育効果をあげるためのICT活用の方法は?

教科指導におけるICT活用とは、教科の学習目標を達成するために教師や児童生徒がICTを活用することです。新学習指導要領では、各教科において随所にICT活用が例示されていて、その多くは、映像や音声といった情報の提示です。学校におけるICT活用は大きく3つの観点で整理することができます。
(1)学習指導の準備と評価のための教師によるICT活用
(2)授業での教師によるICT活用
(3)児童生徒によるICT活用
具体的な活用方法や実践事例については、文部科学省のホームページをはじめ、インターネット上でたくさん報告・紹介されています。

(学ぶ力はぐくみ課 高校の特色づくり推進課)

【Q2】中学校の授業で「武道」を指導するに当たり、安全の確保を含めた研修会の開催や指導方法についての注意点は?

平成24年度からの中学校新学習指導要領完全実施に伴い、平成20年度から研修会や伝達講習会を県柔道連盟や県剣道連盟の協力のもと実施しています。平成25年度についても研修会等の開催を計画しています。
 指導方法については、「中学校武道・ダンスの必修化」が文部科学省より、「柔道の安全指導」が全日本柔道連盟より発行されました。それぞれのホームページで紹介しており、ダウンロードできます。

(健康・安全教育課)

【Q3】言語活動の充実に関する指導事例はありませんか?

新学習指導要領では、生きる力をはぐくむことを目指し、基礎的・基本的な知識及び技能を習得させ、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等をはぐくむとともに、主体的に学習に取り組む態度を養うために、言語活動を充実することとしています。文部科学省のホームページでも具体的な指導事例が紹介されています。

(学ぶ力はぐくみ課 高校の特色づくり推進課)

【Q4】道徳教育推進教師の役割と道徳担当との違いとは?

「道徳教育推進教師」は、学習指導要領において、校長の方針の下で全教職員が協力して行う道徳教育の推進を主に担当する教員として位置付けられています。その役割は、道徳教育の指導計画の作成、全教育活動における道徳教育の推進、家庭や地域社会との連携など、道徳の時間の充実が中心であった従来の道徳主任の役割だけでなく、学校全体で協力して行う道徳教育の推進役としての役割が大きくなっています。

(教育研究所)

  • (関連リンクなし)

【Q5】道徳教育が全教育活動を通じて行うのであれば、国語や算数で道徳教育を行っているとみなして、道徳の時間にボランティアなどの体験活動をしてもいい?

道徳の時間は、各教科等のそれぞれ固有の目標やねらいの実現を目指しながら、それぞれの特質に応じて道徳性の育成を図っていくという学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育の要としての役割があります。子どもたちは、日常の生活や学校の全教育活動における様々な体験の中で、友情や寛容などの道徳的価値に触れ、感じたり、考えたりしていますが、そのことについてじっくりと考えたり、道徳の内容全てについて考えたりする機会があるとは限りません。道徳の時間では、考える機会が得られにくい道徳的価値について補充したり、道徳的価値の意味や大切さを深く見つめ直したりして、人間としてよりよく生きていく力を培っていきます。 つまり、全教育活動で行った体験を基盤とした道徳的価値について話し合うのが道徳の時間の役割であって、体験そのものをする時間ではないと考えたほうがいいでしょう。

(教育研究所)

  • (関連リンクなし)

【Q6】小学校体育のゲーム・ボール運動領域について詳しく知りたい。

「学校体育実技指導資料 第8集」(ゲーム及びボール運動)DVD付きが文部科学省より発行されています。 文部科学省ホームページで紹介しています。

(健康・安全教育課)