令和5年2月11日(土)、本校にて2年生による課題研究発表会を行いました。当日は代表者29名が発表を行い、聞き手として第2学年の生徒が参加しました。発表者は約1年間、自分自身の研究課題に真剣に向き合ってきたため、自信をもち、生き生きと発表することが出来ていました。また、聞き手の生徒も、「よい聞き手」として真剣に発表を聞き、活発に質問をすることで発表会を盛り上げていました。最後には、指導助言者としてお招きした、関西学院大学元学長 井上琢智様に全体を総括したご助言をいただき、生徒たちは真摯に耳を傾けていました。

生徒が「課題研究」に取り組む意義の一つに、自分自身を探究することが挙げられます。何に興味・関心があるのかを探り、決断する際には何を重視するのかなどを知ることは、進路決定や、その先の生き方・在り方を探る際の力となるはずです。当日の発表も大切な時間であると同時に、この日までの「過程」にこそ、それぞれの生徒の学び・気づきが溢れていました。

1年間の課題研究のひとつの節目として本日を迎えましたが、これからも折に触れて自身の研究を深めていってくれることを期待します。

本研究発表会開催にあたり、ご協力くださった皆さま方に感謝申し上げます。ありがとうございました。