校章

本校の校章は、十津川郷の郷章である「菱十」の紋をかたどったものである。
「菱十」は幕末に十津川郷士が禁裏守護のために上洛中、御沙汰書を賜わって制定された十津川郷の郷章である。
その郷章に「高」の一字を重ねたのが、本校の校章である。

 

校訓

・自由進取を旨とし、気魄と情熱に燃えよ

・理想高く、一意専心学道に精励せよ

・友情かたく、品位ある学徒たれ

 

校歌

井本  農一 作詞
林  忠 保 作曲

  1. 大和の南 山深く 鬱然巨木立つところ
    古き歴史の栄光になふ わが学びやを讃えなむ
    剛毅素朴の生活の 中に秘めたる遠大の
    理想の炬火を君見ずや
    ああ「暮らしは低く 思ひは高く」
  2. 流れは清し 十津川の 奔流岩をかむところ
    郷土の希望ここに凝る わが学びやを讃えなむ
    師友睦びて相励む 自由進取の学風に
    玉置の山も動がずや
    ああ「暮らしは低く 思ひは高く 思ひは高く」

※「暮らしは低く、思いは高く」は、イギリスの詩人ワーズワース(1770~1850)の詩の一節(Plain Living high thinking)を引用したものである。