教育アンビシャスコース3年6組の生徒たちは、学校設定科目「教育探究Ⅱ」の授業で、自分たちにできるSDGsの取組を考えるワークショップを行いました。「8億人が飢える世界で9億トンの食品がゴミに」「世界の子どもたちの10人に1人が労働している」「故郷を追われた人の約4割が子どもたち」「2020年の温室効果ガス濃度は過去最高に」「解消されない男女の不当な経済格差」など、世界の課題として様々なことが挙げられます。国連では2030年の目標達成に向けてSDGsの取組を加速するよう世界に呼びかけていましたが、コロナパンデミックやロシアのウクライナ侵攻などが重なり、私たちが生きるこの世界はこのままでは持続できないのだという事実を突きつけられています。しかし、この危機をバネとして未来を、世界を変えるために、周囲の人と協力して私たちにもできること、進めていけることをグループで調べ、話し合い、自分たちにできるSDGsの取組を発表しました。私たちがよく利用する企業の取組であったり、県内の市や町で行われている取組や海外で実践されている取組、ジェンダー問題を引き起こす社会概念を変革する取組など、私たちが周囲の人とともに進めていける取組がたくさんあることに気づくことができました。「私一人ができることは小さな事かもしれないが、一人一人にできることはたくさんある。学んだ取組をみんなで進め広げていけば、この世界は変えられる。まずは何ができるか知ることが大事。」と、今回生徒たちが自分たちでつかんだことを、今後推し進めて広げていくと期待しています。また、今回のワークショップは、持続可能な社会づくりのためのESDの視点を育むきっかけにもなりました。                                                                                    SDGsってなんだろう? | SDGsクラブ | 日本ユニセフ協会(ユニセフ日本 ...