青翔高等学校・中学校『2025 夏のSSHイベント』情報をまとめています。
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7月18日(金) 高校2・3年 青翔サイエンスフェア(本校)

7月18日(金)、防災交流館で青翔サイエンスフェアを実施しました。普段の探究での成果を英語で発表し、質疑応答も全て英語で行う催しで、まず選ばれた8班がプロジェクターにスライドを映しながら前に立って発表しました。その中には、本校と国際共同研究を行っているインドネシアの高校からの発表もありました。その後、ポスター発表が行われました。各班が研究したことをまとめたポスターの前で、その内容について英語で説明しました。英語でのプレゼンテーションは、日本語での発表をするより何倍も難しいかと思います。それでも、それぞれの班がなんとか伝えようとする姿はとても印象的でした。ALTの先生方にも生徒たちは大変褒めていただき、頑張りの認められるいい経験になったかと思います。これからも益々、研究や勉学に励み、立派な青翔生として成長することを期待しております。

開会式

  

口頭発表

  

ポスター発表とALTの先生からの講評

  

  

7月22日(火)~23日(水) ジュニアイノベーター育成塾(本校)

7月22日(火)と23日(水)の両日、応募いただきました小学生の皆様を対象に、ジュニアイノベーター育成塾を本校の理科総合実験室で実施しました。今年度の講義内容は生田先生の実体験による南極大陸での研究活動に関する話や、南極で採集したプランクトンの観察でした。SSHコアメンバーの高校生有志生徒が小学生と一緒に講義に参加してサポート役を務め、青翔中学校・高等学校での学習の柱となる探究的な学びの授業を体験してもらいました。参加した小学生は、生田先生による南極クイズや、プランクトンのスケッチを行い、科学的な見方・考え方の最初の一歩を学びました。小学生たちは2日間の探究的な学びを体験することで、科学の楽しさや魅力に、きっと気づくことができたのではないかと思います。この中から、将来、青翔中学校・高等学校で学ぶサイエンスイノベーターが出てくれることを期待しています。

校長先生と生田先生の挨拶とSSHコアメンバーの紹介

  

南極の授業と南極クイズ

  

南極で採集されたプランクトンのスケッチ

  

  

おまけ(校長先生が手ずから採集したセミの抜け殻やクワガタムシ)

  

  

7月24日(木) 高校1年 統合科学出前授業(本校)

7月25日(金) 高校1年 情報科学講演会(本校)

7月25日(金)、高校2年生を対象に、大阪工業大学知的財産学部より准教授の杉山典正先生をお招きして、情報科学講演会を実施しました。インターネットは自由な世界ですので、そこには良い面も悪い面もあり、例えば誰でも編集できる百科事典サービスや、誰かの質問に自由に答えたそのQ&Aのやりとりを見られるサービスなど、集合知として利用できる面もある一方、不正行為の容易さや、デマ情報を流しやすいといったデメリットもあります。生成AIに関しても同様に、知識という軸をしっかり持ちながら、過信しすぎずドライな視点で利用するようにしましょう。また、先人の知識を引用するとき、必ず敬意を払い、巨人の肩に乗っているという意識を常に持ちましょう。そして、論文を引用するなら、可能な限り査読付き論文を探しましょう。論文を検索するとき、普段青翔生が使っているCiNiiもいいけれど、J-STAGEも使いやすいですよと教えてくださいました。今回の講演会を通して、デジタルネイティブな青翔生たちにも必要で、これからの人生の中でずっと心がけなくてはならないことを知ることができました。杉山先生、この度は本当にありがとうございました。

  

  

7月26日(土) 高校3年 サイエンスギャラリー(大阪)

8月4日(月) 科学部出前授業(橿原)

8月4日(月)、青翔の科学部員が近鉄百貨店橿原店様の夏休みこども博に参加し、出前授業を実施しました。ムラサキキャベツを使った、pH(水素イオン指数)の大小に反応する紙に、酸性やアルカリ性の物質の溶けた透明な水溶液で絵を描き、その色の違いを見られる展示や、リニアモーターカーの進む仕組みをわかりやすく知ることのできる、電池と磁石を使った展示、プリズムのように光を分散させるフィルムを取り付けたのぞき棒で、蛍光灯や白熱電球を観察したときにどのように見えるかを体験できる展示、また、水槽の中に取り付けた水より軽い物質と思い物質が、慣性の加わるときにどのような動きをするかを見て理解できる展示がありました。全ての展示は一緒に工作、体験することができ、楽しく科学を学べるよう工夫されていました。近鉄百貨店橿原店様、科学部員のみんな、本当にありがとうございました。

会場の様子

 

ムラサキキャベツでお絵かき

  

リニアモーターカーの進む仕組み

 

 

光の分散を見るのぞき棒

 

 

慣性を見る水槽

  

レジン標本(紹介のみ)

 

8月5日(火)~7日(木) SSH生徒研究発表会(神戸)

8月5日(火)~7日(木)に行われた令和7年度SSH生徒研究発表会(全国大会)に、本校代表班(3年生3名のグループ)が参加しました。発表テーマは『植物による血液凝固の仕組みⅣ』(生物B分野)です。6日のポスター発表では、自分たちの研究内容をわかりやすく笑顔で発表し、しっかりと質疑応答をすることができました。発表後に行われた選考では、全SSH校228校中見事、翌日に口頭発表できる12校(数学・情報、物理、化学、生物A、生物B、地学の各分野から2校ずつ選出)のうちの1校に選ばれました。翌日7日(木)の口頭発表でも、大勢の聴衆を前にして少し緊張気味でしたが、ポスター発表のときと同じように発表や質疑応答をすることができました。

多くの方々から評価いただき、『奨励賞』を受賞、また生徒が選ぶ『生徒投票賞』も受賞し、ダブル受賞の快挙となりました(今年度の発表会でダブル受賞をしたのは、本校と奈良女子大学附属中等教育学校のみ)。発表した生徒たちは、「自分たちの研究の成果を多くの方々に評価していただいて大変嬉しいです」「全国のみなさんにむけて発表するという経験ができたことで、今後の研究や大学進学後のいろいろなことに自信を持って挑戦することができると思います」と話してくれました。

 

8月22日(金) 高校2年 サイエンスサマーワークショップ(本校)

8月23日(土) 学校見学会(本校・防災交流館)

8月24日(土) 科学の甲子園ジュニア(田原本)