機械工学科ニュース

大阪・関西万博開催までのカウントダウンボードを
製作しました!

日にち:令和6年12月17日

場所:JR王寺駅 構内(北葛城郡王寺町3丁目4-20)

対象:機械工学科3年生(7名)


(令和7年2月10日 追記)奈良新聞に掲載されました!

(令和7年1月21日 追記)NHKから取材を受けました!

このたび、JR王寺駅様よりご依頼を受け、令和7年4月13日に開幕する 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博) のカウントダウンボードを製作しました!
この製作は、「課題研究」 という授業の一環として実施され、生徒たちが授業内で培った技術やアイデアを活かして取り組みました。

本プロジェクトには、機械工学科の3年生7名が参加し、約2か月をかけて取り組みました。デザイン案の作成から素材の選定、製作作業に至るまで、すべての工程を学生たちが主体的に行い、技術と創意工夫を凝らした作品に仕上げました。

完成したカウントダウンボードは、JR王寺駅構内 に設置され、多くの方に大阪・関西万博の開催を感じてもらえるようになっています。日々変わる日付表示が、万博に向けた期待感をさらに高めています。
なお、このカウントダウンボードは 閉幕日である令和7年10月13日まで 設置される予定です。

カウントダウンボードの製作風景

生徒たちの声

明るいイメージを持てる万博カラー JRの電車 221系を反映する配色 を決めるのに悩みましたが、試行錯誤を重ねてデザインを完成させました。」

金属の光沢を活かす工夫 と背景の黒のコントラストにより、目を引く仕上がりになりました。」

カウントダウンが直感的でわかりやすく、駅員さんにも扱いやすいように、マグネット方式を採用 しました。」

「塗装でのトラブルやCAD作業の大変さもありましたが、チーム全員で協力し、乗り越えることができました。」

完成したカウントダウンボード

最後に

今回のプロジェクトを通じて、地域の皆様とのつながりを深めるとともに、生徒たちは実践的なものづくりの経験を積むことができました。これからも地域貢献活動を通じて、学びを広げていきたいと思います。

また、カウントダウンボードをご覧になった方は、ぜひSNSで感想や写真を投稿してください!
投稿時には #王寺工業 をつけていただけると嬉しいです。たくさんの投稿をお待ちしています!

カウントダウンボードを背景にした生徒の集合写真

みんなでつなぐ明神山烽火(のろし)プロジェクト

日にち:令和6年12月14日

場所:明神山自然の森公園(北葛城郡王寺町畠田2640)

対象:機械工学科3年(6名)

みんなでつなぐ明神山烽火(のろし)プロジェクトに参加し、昨年度よりも烽火の煙が空高く上がるように工夫したロケットストーブを新たに1機製作し、大阪の松原市に烽火を上げる地点を増やし烽火リレーの実証実験を王寺町地域整備局地域交流課と共に行い大成功に終わりました。

松原市を発信地点とし、烽火が上がっているのが確認でき次第、順次リレーして明日香村へ伝えます。明日香村でも烽火が確認できたことの意思表示として烽火を上げました。

こんなにスケールの大きな実証実験に王寺工業が関わることができ、とても大きな学びになりました。ありがとうございました。

明神山烽火(のろし)プロジェクトの詳細はこちら

のろしのリレー経路 のろしをあげるジェットストーブ 参加した王寺工業の生徒6名   

【機械工学科】技能フェスティバルに参加しました

日にち:令和6年12月1日

場所:奈良県庁舎前回廊及び奈良公園バスターミナル

技能の素晴らしさや技能者の魅力を発信するイベントである奈良技能フェスティバルに参加しました。

同時開催の奈良県職業能力開発促進大会では、本校機械工学科3年の山田さん、2年の坂田さんが技能検定に優秀な成績で合格したことで表彰されました。

技能フェスティバルでは、本校の各学科での取り組みを紹介しました。情報電子工学科からは、ミニロボットサッカー体験が出展され、来場した子どもたちで大盛況でした。

たくさんの方々に本校の取組を知っていただくことができました。

皆様、本当にありがとうございました。

表彰の様子1 表彰の様子2 ミニロボットサッカー体験会の様子1  ミニロボットサッカー体験会の様子3 

【機械工学科】王寺町ミルキーウェイ2024に参加しました

日にち:令和6年11月16日(科目 課題研究)

場所:王寺アリーナ(北葛城郡王寺町王寺1丁目1−1)

対象:機械工学科3年

王寺町ミルキーウェイ2024に参加し、王寺工業機械工学科3年生6名が製作したストラックアウトでたくさんの方々に楽しんでいただきました。

当日は雨模様ではありましたが、200名以上の方にストラックアウトで遊んでいただきました。用意していたパーフェクト賞は1名でした。

自分たちの製作した作品で、人が笑顔で遊び、笑顔で帰ってくれる。また、「もう一回やりたい」というような嬉しい声もたくさんいただき、モノづくりの楽しさや魅力を体験することができました。王寺町の皆様、来場してくださった皆様ありがとうございました。

表彰の様子1 ストラックアルトの様子2 ストラックアウトの様子3 ストラックアウト4

【機械工学科】東邦工機様による出前授業を実施しました

日にち:令和6年11月14日(科目 Research & Discovery)

場所:本校 CAD実習室

対象:機械工学科2年

素形材産業に興味をもってもらうため、経済産業省 製造産業局 素形材産業室が主体となり素材メーカー等と工業高校との交流会を企画されており、昨年度に引き続き鍛造品メーカーである東邦工機株式会社様(大和郡山市)より本校に講師をお迎えし、素形材の技術(特に鍛造)に関する出前授業を実施頂きました。

特に、鍛造のプレス機を職人技で動かし素材を成型する動画では、生徒も真剣に見入っていました。実際に使われている道具や材料、そして成形後の製品も展示いただき、生徒は興味深そうに講師の先生にいろいろな質問をしていました。

今回も貴重なお話をいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

授業の様子1 授業の様子2 授業の様子3 授業の様子4 授業の様子5 授業の様子6

みんなでつなぐ明神山烽火(のろし)プロジェクト に参加します

日にち:令和6年12月14日(荒天時の予備日:12月22日)

場所:明神山自然の森公園(北葛城郡王寺町畠田2640)

対象:機械工学科3年MA組(6名)

携帯電話やメールのない昔、遠くの人に情報を最速で連絡する方法として、「烽火」があります。リレー方式で次々と煙をあげ、緊急事態を都へと連絡する方法で、奈良時代の『養老軍防令』には烽火に関する制度の詳細が記されていました。それによると、烽火は、21km間隔で設置したという記録が残っています。

昨年度、烽火同士の連絡を使ってどれだけ遠くまで連絡できるのかについて検証するため、約10kmの距離を烽火で伝達しました。1カ所目からリレー方式で3カ所目まで烽火の実験を行い、大成功に終わりました。烽火を上げるロケットストーブが複数必要となるため、王寺工業高校の生徒が授業で学んだものづくりの技術を活かし2機製作し、本実験に協力しました。

今年度は、昨年度よりも烽火の煙が空高く上がるように工夫したロケットストーブを新たに1機製作し、大阪にも烽火を上げる地点を増やし烽火リレーの実証実験を王寺町地域整備局地域交流課と共に行います。

【昨年度の様子です↓】

【機械工学科】鋳造実習を行いました

日にち:令和6年10月25日

場所:本校 鋳造実習室

対象:機械工学科2年MB組

機械工学科の科目「実習」にて、鋳造(ちゅうぞう)の鋳込(いこみ)を行いました。鋳造とは溶けた金属を型に流し込み成形する方法であり、東大寺の大仏も鋳造で作られています。

本校では1300℃以上の高温の鉄を扱うため、少しの気の緩みでも大きな事故につながりかねません。機械工学科教員の指導の下、無事に実習を終えることができました。この後作成した鋳物に機械加工を施し、3年生で傾斜バイスという製品(一番最後の写真)を完成させます。ものづくりの醍醐味を味わえるこの実習、いかがでしたか。鋳込みが終わった後の皆さんの安堵の表情が印象的でした。本当にお疲れ様でした。

当日は奈良テレビさんが本校に取材で来られており、そのときの映像も撮られていました。
(「まなびだより(奈良テレビ放送)」にて11月下旬ころ放送予定です)

鋳込みのリハーサルの様子 溶湯をとりべに注ぐ様子 鋳込みの様子 鋳込みの様子2 砂型から取り出した鋳物 完成した傾斜バイス

王寺町ミルキーウェイ2024に参加します。
王寺工業の作った作品で楽しんでください。

日にち:令和6年11月16日

場所:王寺アリーナ

対象:機械工学科

王寺町ミルキーウェイ2024に参加させていただけることになりました。当日はラーメン博2024やたくさんの模擬店・キッチンカー・音楽ステージ・だるまランタンなどの催しがたくさんあります。

王寺工業からは、ストラックアウトを持ち込みイベントに参加します。このストラックアウトは、3年生機械工学科の課題研究という授業で「人を楽しませるモノを溶接技術で作ろう」ということをテーマに製作しました。王寺工業が作ったストラックアウトで楽しんでもらえたら幸いです。参加賞もありますので、多数のご参加お待ちしております。

王寺町ミルキーウェイ2024の詳細につきましては下記のURLからご確認よろしくお願いいたします。

王寺町ミルキーウェイ2024公式サイト

皆様のご来場を楽しみにしています。

ストラックアウトを使っている様子1 ストラックアウトを使っている様子2 ストラックアウトを使っている様子3

【機械工学科】1年生向け企業見学会を実施しました

日にち:令和6年9月27日

場所:三菱自動車工業株式会社 京都製作所(京都府京都市)

対象:機械工学科1年生

機械工学科では、1年生の校外学習で企業見学を行います。今回見学させていただいた三菱自動車工業株式会社様(京都製作所)は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンを鋳造から加工・組み立てまで一貫して製造されています。

当日は、3年前に京都製作所に配属された本校の卒業生のお話もあり、参加した生徒からは「OBの方のお話が聞けて良かった」「説明していただいた内容は、学校で習ったことが多く理解できた」「機械がほとんど自動化されていて、興味が沸いた」という感想を聞くことができました。

生徒にとって将来を考える良いきっかけとなりました。見学でご担当いただいた方々には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

見学の様子1 見学の様子2 見学の様子3

【機械工学科】高校生ものづくりコンテスト 旋盤作業部門 近畿地区大会に出場しました

日にち:令和6年8月2日

場所:ポリテクセンター関西(大阪府摂津市)

対象:機械工学科 3年生

旋盤(金属を回転させて加工する工作機械)を使い、直径60mmの金属素材から最大3時間40分以内に工作物を完成させ、寸法精度を競います。髪の毛の太さ分寸法を間違えると減点になる箇所もあり、非常に高度な加工技術が求められます。

この近畿地区大会では、府県大会を勝ち抜いた8名が全国大会の切符をかけて戦いました。奈良県からは本校機械工学科3年の山田選手が出場し、結果6位(敢闘賞)をいただくことができました。

全国大会に出場できず残念でしたが、課題も非常に難しく、強豪校が出場するなか善戦してくれました。県内企業から本校に旋盤の講師として来ていただいた、マイスターの生野先生にもお世話になりました。

優勝は、兵庫県立飾磨工業高校の選手で、11月に開催される全国大会に出場となります。近畿2府4県の代表として頑張ってください。(最後の写真は、本大会で用いた加工図面の一部です)

大会の様子1 大会の様子2 大会の様子3 加工図面

【機械工学科】科目「工業技術基礎」で、ものづくりの基礎を学んでいます

機械工学科1年生が、安全やノギスの測定についてなど基礎的な知識を習得したのち、ものづくりに関する実践的・体験的な学習活動を行う科目が「工業技術基礎」です。初めて見る工作機械(旋盤・ボール盤・シャーリングマシン)や測定器(マイクロメータ)などに戸惑いながらも、真剣な眼差しで先生の話を聞いています。中には、「もっと旋盤を動かしてみたい。実習が楽しいです!」と言ってくれる生徒もいます。

工業に関する様々な知識や技術を身に付け、何事も自ら主体的に取り組めるようになってほしいと思います。皆さんが、この授業を通じて大きく成長してくれることを期待しています。

授業の様子1 授業の様子2 授業の様子3 授業の様子4

【機械工学科】高度な旋盤加工技術の修得に向けた講習会を開催しました

国家資格である技能検定や、高校生ものづくりコンテストに向けた旋盤の講習会が始まりました。

旋盤とは金属を回転させながら加工する機械のことで、作業には高度な知識や技術が必要です。

今年度も、実技の講師に生野邦彦先生(シバタ製針株式会社(葛城市))をお迎えし、8月まで生徒たちは厳しい練習に取り組みます。

特に今年度は、技能検定(普通旋盤作業3級)を受検希望する生徒が例年より多く(10名)、それぞれ真剣な眼差しで、講師先生の技術を自分のものにしようと頑張っていました。失敗を乗り越え、大きく成長してほしいと思います。ご安全に!

講習会の様子1 講習会の様子2 講習会の様子3 講習会の様子4