奈良県立奈良商工高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
 本校は、平城京朱雀門の南に位置し、東に大安寺、西には薬師寺・唐招提寺を望む歴史と伝統が現代に息づく環境にあります。
 大正10年開校の奈良県立商業学校を前身とし、その後幾多の変遷を経て、平成19年には奈良朱雀高等学校、そして令和3年度の入学生から、新たに奈良商工高等学校としてスタートし令和3年度には創立100周年を迎えました。大正、昭和、平成、令和の4つの時代にわたり、多くの有為な人材を輩出してまいったその歴史と伝統は、現在に学ぶ生徒の誇りともなっています。
 奈良商工高等学校には、全日制課程と定時制課程が併設されています。全日制課程には、工学系3学科、商業系3学科の合計6学科が設置されています。定時制課程には機械科とビジネス科の2学科が設置されていましたが、令和5年度の入学生から両科を統合し商工科として募集をしています。
 工業科と商業科が協働しての課題研究に取り組むなど、ものづくりとビジネスを共に学べる学校としての取組の推進と、県内企業との連携によるインターンシップ等の充実を図り、魅力と活力のある学校づくりを目指していきたいと考えています。
 これまでの伝統を引き継いでいくとともに、自らの力で未来への道を切り拓く力をもった生徒の育成を目指して、教職員一同心を一つにして取り組んでまいります。
 関係各位には、今後とも、温かいご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

                     奈良県立奈良商工高等学校  校長   長谷川 智