奈良県立奈良南高等学校

 

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本校は、奈良県中部を流れる清流・吉野川（紀ノ川）沿いに位置し、大淀学舎（大淀けやきキャンパス：大淀町）と吉野学舎（吉野さくらキャンパス：吉野町）の２つの学舎を持つ学校です。令和３年４月１日、大淀高等学校と吉野高等学校両校の歴史と伝統を受け継ぎ、新たに奈良県立奈良南高等学校として誕生し、今年で5年目を迎えました。

本校は普通科、情報科学科、総合学科、建築探究科、森林・土木探究科の５学科を設置しており、総合学科では２年次から「こども学」または「看護」のコースを選択します。１年次は全生徒が大淀学舎で学習を進めます。２年次からは建築探究科および森林・土木探究科の生徒は吉野学舎で、それ以外の生徒は大淀学舎で学習を進めます。また、吉野学舎には専攻科を設置し、高等学校等を卒業後も建築分野など専門的な学びを深めることができます。このように多様な学科・コースの中で、生徒一人ひとりの興味・関心に応え、２つの学舎の特色を生かした教育を実践しています。

本校の新しい校訓は「創造・敬愛・剛健」です。

「創造」とは、新しいものを自ら生み出し、自信と誇りをもつこと。

「敬愛」とは、尊敬と親しみの心を持ち、思いやりある行動ができること。

「剛健」とは、心身ともに健康でたくましく、明るく前向きに生きること。

これらの校訓に込められた思いを胸に、生徒達は日々の学習や学校行事を通じて互いを尊重し、社会に貢献できる自立した人材へと成長しています。

最後になりますが、保護者の皆様、同窓生の皆様、地域の皆様、そして関係機関の皆様に対し、今後とも本校教育への温かいご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

校長　今西　亮