活動の詳細

特別講義「実験で学ぶ光の不思議 ~光の反射・屈折からホログラムまで~」 (対象:第2学年 数理情報科)

2025年6月13日 3限~6限

講師: 原田 建治 先生 (北見工業大学 地域未来デザイン工学科 情報デザイン・コミュニケーション工学コース 教授)  

北見工業大学の原田建直先生をお招きし、「光」をテーマにした特別講義を行いました。

講義の前半では、「光は曲がるのか?」「蛍光や光ファイバーとは何か?」といった素朴な疑問について、実験を交えながらわかりやすく解説していただきました。実際に目で見て確かめることで、光の性質について楽しく学ぶことができました。

後半では、再帰反射など光の応用技術とその仕組みについて、先生の研究成果も紹介しながら丁寧にご説明いただきました。最先端の内容を交えつつも、中高生にも理解できる工夫がされており、生徒からは「もっと知りたい」「自分でも調べてみたい」といった声が多く上がりました。

光の不思議や可能性を実感できる、非常に有意義な講義となりました。

 

 

特別講義「“好き”に理由はある?-あなたとAIと未来の話-」 (対象:第1,2学年 全生徒)

2025年5月30日 3限~4限

講師: 鈴木 晶子 先生 (国際高等研究所主席研究員、京都大学名誉教授、理化学研究所客員主管研究員)

哲学・人類学の視点からAI時代における人間のあり方を探究されている鈴木晶子先生をお招きし、最先端の研究に触れる貴重な機会となりました。講演では、テクノロジーが急速に進化する現代社会において、「自分の“好き”をどう見つけ、どう貫くか」という問いが、未来を切り拓くカギになるというメッセージが印象的でした。AIとの共存が進む中で、人間らしさとは何かを見つめ直し、自らの進路や生き方について主体的に考える契機となりました。生徒たちは講演に熱心に耳を傾け、終了後には鈴木先生に積極的に質問する姿も見られ、多くの刺激と深い学びを得る時間となりました。

 

 

LAS探究 特別講義「問いで行うアイデアソン」 (対象:第2学年 文型選択生徒)

2025年5月20日 5限~6限

講 師:  小松 紫穂里 先生

「アイデアソン」とは、「アイデア」と「マラソン」を掛け合わせた造語で、特定のテーマに対してアイデアを出し合う活動を指します。今回の講義では、講師の小松先生の丁寧な進行のもと、各教室に設置された電子黒板を活用した双方向のオンライン形式で進められました。先生の問いかけやアドバイスに導かれながら、生徒たちは日常の中にある様々な「問い」を出し合い、それらを分類・変換・選択することで、より洗練された探究的な問いを見つけ出すことができました。今後の探究活動に向けて、大変有意義な学びの時間となりました。