本校創立100周年記念事業の一環として募集した、テーマ標語とロゴマークが決定しました

 

テーマ標語

328作品の応募があり、生徒総務委員及び100周年記念事業校内実行委員による投票を経て

  百の歴史 百の個性 (第3学年 田中 明璃さん)に決定しました。

作者のテーマ標語に込めた想い

 「百」という言葉には、その数字としての意味と、数量が豊富な様を表す意味があります。

 100年の歴史と同じくらい多くの個性を大切にしてきた奈高生の伝統を大切に、100年の先も輝く奈高であって欲しい、という願いを込めています。

ロゴマーク

273作品の応募があり、教職員による投票を経て決定しました。

 

(第3学年 中村 彩乃さん)

作品説明、作者のロゴに込めた想い

 このロゴマークは、奈良高校の象徴として親しまれてきた旧法蓮校舎の「竪義の庭とアテネの学堂」を基点にデザインしました。

 1つめの0は、バチカン宮殿・署名の間の壁画「アテネの学堂」より、古代ローマ風の建築物の中で心理を探究するために対話しているプラトンとアリストテレスの姿をモチーフにしています。2つめの0は、校章にも使われている東大寺ゆかりの理想の花である宝相華の葉をモチーフにしたアーチを描き、その花を咲かせるような個性豊かな生徒を待ち望み、歓迎している意味を込めています。また、100を一筆書きのように描き、2つの0をつなげることで、東洋と西洋の文明が互いの影響を受けながら調和し、形成されていくという、「竪義の庭」の雄大な構想を表しています。

 使用されている色は、奈良にかかる枕詞であり、文化祭の名前や校歌の中に使われている青丹色と、混じり物が一切無く自然なままの朱である真朱色で、2色とも日本古来から伝わる色です。青丹色は奈良高校を、真朱色は純粋に知を求めたプラトンとアリストテレス、またそれにならう奈高生を表し、これまでの100年の歴史の中で奈良高校が築き上げてきた精神を受け継ぎ、これからも躍進していくという期待を込めました。

テーマ標語とロゴマークの採用者への表彰式  [令和5年2月10日(金)]

 テーマ標語採用 第3学年 田中 明璃さん
 ロゴマーク採用 第3学年 中村 彩乃さん

  

 

玄関前にテーマ標語とロゴマークの看板が設置されました

 

 

著作権

 ロゴマークの著作権は、奈良県立奈良高等学校創立100周年記念事業実行委員会(以下、実行委員会とする)に属します。

 個人の方が奈良高校・宝相華会を応援・支援するために非営利目的で使用される場合は、事前事後を問わず実行委員会への申請・報告は要しませんので、どんどんご利用ください。 
 なお、その他の場合のロゴマークの使用に際しては、実行委員会を通して使用の申請を行い、許諾を得るものとします。