奈良高校創立100周年記念鑑賞会 [令和5年11月13日(月)]

 今年度創立100年目を迎える奈良高等学校は、創立百周年記念事業の一つとして、令和5年11月13日(月)になら100年会館大ホールにおいて、創立100周年記念鑑賞会を開催しました。

 本校の卒業生であるチェリスト伊東裕さん(平成23年卒)が活躍されている『葵トリオ』をお招きして実施しました。

 『葵トリオ』は、東京藝術大学、サントリーホール室内楽アカデミー第3期生として出会い、2016年に結成されました。『AOI』は、秋元孝介さん(ピアノ)、小川響子さん(ヴァイオリン)、伊東裕さん(チェロ)3人の名字の頭文字をとり、花言葉の“大望、豊かな実り”に共感して名付けられたそうです。2018年、ミュンヘン国際音楽コンクール三重奏部門で日本人初の第一位を成し遂げられ、今最も注目されるピアノトリオです。

 記念鑑賞会は、放送局1年川越希実さんと中澤弥さんの司会で進められました。ピアノトリオ、ソロ演奏の他、創立100周年を記念した葵トリオと本校生のコラボ企画として、トリオの演奏で生徒が校歌を合唱しました。演奏会には、本校生徒職員のほか、寶相華会・育友会の役員の方々、100名余の保護者の方にもお越しいただきました。

 

PROGRAM

 エルガー:愛の挨拶(ピアノ三重奏)

 サン=サース:白鳥(チェロ、ピアノ)

 モンティ:チャルダッシュ(ヴァイオリン、ピアノ)

 ドビュッシー:月の光(ピアノ)

 ドビュッシー:ピアノ三重奏曲 ト長調

 奈良高校校歌

 スメタナ:ピアノ三重奏曲 ト短調

 本校卒業生の伊東さんをはじめ、葵トリオ3人それぞれの高校時代のお話なども聴かせていただきました。

 生徒は、「クラシック音楽は静かなイメージがあったが、実際聴いてみてとても情熱的だと感じた。」「実際に演奏を目の前で聴くのはとてもいい刺激になって、私たちも先輩のように活躍できる存在になりたいと思った。」などと、感想を述べていました。

 演奏会の様子は、奈良テレビで放映されました。詳細は画像をクリックしてください。

葵トリオの皆さま、奈良高校創立100周年を祝い、素晴らしい演奏をありがとうございました。

 

奈良高校創立100周年記念鑑賞会における 葵トリオと奈高生のコラボ企画

 令和5年11月13日(月)に、なら100年会館で開催した「奈良高校創立100周年記念鑑賞会」において、葵トリオの演奏で、奈高生58名が校歌を合唱しました。

 葵トリオとのリハーサルの後、2年松本いづみさんのピアノ演奏で校歌を合唱し、奈良テレビ放送にお世話になって録音をしました。

 創立100周年を記念して録音された校歌は、これからも、学校行事等で多くの方にお聴きいただきます。また、後日、ホームページでもお聴きいただけるようにしてまいります。

 

校歌練習の様子

■ 校歌練習初顔合わせ [10月23日(月)]  

 10月23日(月)昼休み、校歌合唱に参加する生徒の初顔合わせがありました。1年から3年の58名の生徒が参加します。各自、ソプラノ・アルト・テノール・バスの担当パートを確認した後、全員で校歌を歌いました。その後はパートに分かれた練習です。限られた時間でしたが、生徒は懸命に楽譜と向き合っていました。

  

■ 校歌練習2回目 [10月25日(水)]

 10月25日(水)昼休み、2回目の練習に生徒が音楽室に集まりました。担当パートの自主練習の後に、全員で合唱しました。素晴らしいハーモニーが奏でられ、聴いていて嬉しくワクワクした気持ちになりました。

  

 校歌練習4回目 [10月30日(月)]

 10月30日(月)昼休み、急いで昼食をすませ第5限の授業の準備物も持参しながら、4回目の練習に生徒が音楽室に集まり校歌練習が始まりました。

 「ハーモニー(harmony)」の語源は、ギリシャ神話に登場する「Harmonia」です。もともとは、「しっかりと締まっているさま」「楽器の弦を張ること」等を指す言葉で、「harmony」がもつ意味の由来になったとされています。「harmony」とは、「調和」「一致」「和声」などよく釣り合って整っていることや高さが違う音を同時に出して音楽的効果を生み出す現象を意味します。

 生徒個々に自分のもてる力を精一杯出すことは当然ですが、全身を使って仲間のいろいろな声(心)や音と合わせることにも力を注ぎながら、回数を重ねるごとに素晴らしいハーモニーが奏でられて来ています。本番まで、練習は残すところあと3回です。

 

 校歌練習5回目 [10月31日(火)]

 10月31日(火)、今日も昼休みに校歌練習に生徒が集まりました。

 生徒は校歌の歌詞の意味を味わいつつ、リズムや強弱を意識しながら音色を併せて合唱していました。今日は5回目の練習、ほぼ暗譜の状態で前を向き、心を一つに素晴らしい合唱を聴かせてくれました。

 

 校歌練習6回目 [11月7日(火)]

 11月7日(火)、いよいよ鑑賞会の開催まであと一週間となりました。合唱練習のほか、本番当日のタイムスケジュールの確認なども行われ、緊張した練習風景でした。

   

 校歌練習最終回 [11月9日(木)]

 10月23日から始まった校歌練習も、今日が最終回。11月9日(木)、今日は校内実力テストが実施される中、生徒は昼休みに音楽室に集まりました。本番の立ち位置を確認し、全員が全身全霊表現し、重厚なハーモニーとなりました。葵トリオとの素晴らしいコラボを期待しています。

   

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