令和2年度第一回学校評議員会を開催しました。評議員は大学教授、保護者代表、育成会代表、療育関係代表、児童民生員代表、地域(自治会)代表、障害者施設代表の皆様です。

ご意見をいただいた内容は、①本校の新型コロナウイルス感染防止対策 ②教員の働き方改革 ③学校運営協議会(コミュニティスクール)の設置についてです。ご意見の概要は以下の通りです。

・コロナで学校の授業のやり方がかわってしまった中で、動画制作努力はありがたい。デメリットだけではなく、今後はこのことが働き方改革につながればよい。進路学習の動画配信や保護者参画は、小学校のときから将来を見据えることができる。アイデアを活かしてもらいたい。
・長期の休みは大人だけでなく子どももストレス。問題行動を起こしやすくな るマイナス面もあるが、メリットもある。行きたくない学校が行きたくなると いった学校観の変化もみられ、ふりかえり、工夫するよき機会になる。
・あれこれ見通しがないのは本当にしんどいと思った。あらためて子どもの不安がわかった。その解消に取り組んでいただいていることに感謝。今までどおりにいかない状況、これを機会にPTA活動も考えていくことが必要・・。
・今日は給食や取組実践がみれず残念。学校が制作した動画は一方的にならない工夫 としてよくわかった。コミュニティ・スクールについては強い意見を言うことが自分にできるかという感想をもった。
・子どもが卒業してはじめて、学校ではたいへん守られていたことを痛感。(保護者が)自分がコロナにかかってしまうかもしれない恐怖はつらい。コロナは 待ってくれない。成人になっても保護者は不安がある。
・自宅は学校から徒歩10分ほどだが、福祉避難所として何も進んでいないこ とにビックリした。住民も不安だろうし町とよく話し合うべき。私からも役場に伝える。
・学校も自治会も行事については6月まで中止、再開しかけているが明快な解除の指針はない状況がある。いいニュースとしては、報道で県の障害者の雇用率は全国1位であると出ていたが、自治体によっては前年を下回っているところもある。発信していろいろなところにこの状況を知ってもらうことが必要。

以上のご意見を校内外でも発信することを管理職よりお伝えし、終了しました。