令和6年1月30日(火)、トルコ共和国の方々が、来日し、本校を見学されました。

手話の教員(兼通訳士)をされているSinasi・Birsik(シナシ・ビレシック)さんは、奈良県

のろう学校へ行き日本の聾教育を学びたいと強く要望され、本校も良い機会と考え、

快諾しました。

 シナシさんは、モスクや公共の場などで18歳以上の方々に手話を教えたり、国の委

託を受けた業務(警察や裁判所など)での手話通訳をされたりしておられます。

本校では、保育や授業、施設見学をされました。幼小中高の子どもたちに、廊下や教

室で出会う度に、笑顔に丁寧な手話をつけて挨拶をされていました。子どもたちは、

突然の外国人訪問に恥ずかしそうにしながらも、挨拶や質問への答えを返していました。

また、聴力検査室の音環境や整備されている聴能機器、ボディソニック内蔵の遊具

「ひびきの塔」の利用方法やドーム内での共鳴体験に深く興味を持たれていました。

教育では、授業の指導方法や教材に感心し、高等部の生徒が授業で溶接をすることに

驚き賞賛されていました。