奈良県立宇陀高等学校における令和5年度入学生の生徒使用端末について

令和5年3月3日      

1.BYODについて

BYOD とは『Bring Your Own Device』の略で、個人が所有する情報端末(スマートフォンではない、キーボード付きタブレットもしくはモバイル PC)を学校へ持ち込み、教育活動において活用することを指します。本校では以前より情報教室での学習を行ってきましたが、普通教室でも情報端末を活用した授業を展開するため、1人1台端末を用意していただきたいと考えています。

2.本校における各学科の推奨OSについて                                                        

▶普通科、こども・福祉科では ChromeOS を搭載した端末を推奨します。
 

【ChromeOSの推奨理由】

・教育用に開発された端末で安価で入手することが可能である。
・すでに小・中学校で導入している自治体が多く、活用の継続性があること。
・Google Workspaceを活用し、社会で求められる文書作成やデータ分析、プレゼンテーション活用能力などの育成に最大限の効果を発揮できるため。

 

▶情報科学科では WindowsOS を搭載した 端末を推奨します。

【WindowsOSの推奨理由】

・情報科学科の授業では Excel や Word などの Microsoft Office のソフトを利用することが多い。他の OS のパソコンではそれらのソフトが十分に利用できず、自学自習が困難となるため。
・日本国内でのシェア率が高く、就職先や進学先で今後扱う可能性が高い OS であるため。
・検定に向けて、Microsoft Office のソフトを利用するため。

 

※経済的な理由により購入が難しい場合は、事前に本校にご相談ください。

3.本校における利用想定場面                                                              

・Google Workspace for Education 内のサービス利用

なかでも『Classroom』を利用して、学校やクラスからの連絡や資料配付、授業における単元テストや小テストを実施します。

・ロイロノートを使用した授業の実施や課題提出(SSシート※※・アンケート作成&集計など)

・課題研究・総合的な探究の時間など(探究活動)を行う際のインターネット接続による情報収集

・各授業におけるレポート作成や、プレゼンテーション活動

(・Microsoft OfficeやAdobeのソフトウェアについては、本校ではWindowsOSを搭載した情報教室が2室あり、各授業において活用の指導を行っています。

※※SSシート・・・HRでの連絡事項を記入したり、日々の目標を立てたり、気づきや感想をコメントしたりするシートです。

4.Q&A

・必ず新しい端末を購入する必要がありますか?
→BYODですので、本校の教育活動において要求するスペックを満たす端末をご準備できれば、必ずしも新しい端末を購入する必要はありません。

・どれぐらいのスペックの物を、いつまでに買えば良いですか?
→現在端末をお持ちで無い場合、本校よりの合格者説明会後で大丈夫です。本校が例示したスペックをもとに、ご自身に必要なスペックの端末をご購入ください。本校では、個人端末を使った動画編集ソフトや画像編集ソフトの利用は想定していないため、必ずしもCPU スペックが高い機種を購入することはありません。しかし、卒業後の使用状況を視野にいれた場合や、教育活動において一挙一動をストレスなくスムーズに行いたい場合は CPU スペックの高い端末を選んでください。

・学校に個人の端末を置いておくことは可能ですか?
→毎日持って帰っていただきます。そのため、重量や耐久性も踏まえて端末を選んでください。

 

 (参考)高校教育係ホームページ (奈良県立高等学校における生徒使用端末の仕様について
※カメラについて、本校はアウトカメラ機能は特に必要ではないと考えています。インカメラ機能のみで十分です。