奈良県立高田高等学校同窓会鳩蘭会会長就任のご挨拶

高校第23回(昭和46年)卒

阪口 正治

  鳩蘭会の会長就任にあたり一言ご挨拶申し上げます。

 2023(令和5)年5月に開催されました、奈良県立高田高等学校同窓会鳩蘭会の総会におきまして、会長をお引き受けすることになりました。

 100年の歴史と伝統ある奈良県立高田高等学校同窓会の会長として、その重責とプレッシャーを今痛感しています。諸先輩方や後輩の皆さまの中には組織を率いてリーダーシップをとって頂ける方が沢山いらっしゃる中、私が会長を努めさせて頂くことは、誠に身に余る光栄に存じます。

 同窓会の基礎を築いてくださった歴代の会長を始め、中尾前会長の功績を大切にし、更に母校にとっても鳩蘭会が必要不可欠の存在となるよう、新役員一同気持ちを一つにして発展させてまいる所存です。

 さて、同窓会の目的は、会則にもありますように「会員相互の親睦」と「母校の発展を図る」というものですが、決して堅苦しいものではありません。同窓の仲間と連絡を取り合い、機会を見つけて親睦を深めていくことの延長線上に、実は同窓会活動があるのだと思っています。我々卒業生が果たす役割は益々重要になってきています。卒業年度を越えた「縦と横」の繋がりを大切にし、親睦の輪を広げることの出来る組織作りに努めてまいります。

 同期の会、地域の会、といった「横の繋がり」や、クラブのOB会・OG会など「縦の繋がり」が重要で、特に若い世代の人が、同窓会にご参加頂く機会を作り、会員相互の親睦を図っていきたいと思っています。

 時代は違えども同じ高田高等学校の卒業生として、それぞれが歴史を創ってきました。今があるのは青春時代を育ててくれた高校生活にあったからだと思っています。この感謝の気持ちを少しでも同窓会活動で恩返し出来ればと考えています。

 最後に、様々なイベントがコロナ禍前に戻り、感染に怯えることなく、のびのびとした日常生活を送れる日が来ることを願うばかりです。 

そして、高田高等学校の更なる飛躍と、「鳩蘭会」会員皆様の益々のご活躍とご健康をご祈念申し上げまして会長就任の挨拶といたします。