第76回入学式を挙行しました
昨夜来の雨も心配されましたが、生徒の皆さんが登校してくるタイミングには雨もあがり、校門前の桜もやさしい色合いを残してくれています。
昨日の始業式に続き、本日は第76回入学式を行い、普通科156名、スポーツサイエンス科40名の計196名の新入生が
元気に入学してくれました。
◇校門付近の様子
◇受付の様子
◇式場(体育館)前の様子
◇式の様子
入学式には、在校生全員が出席し、1年生の入学を盛大に歓迎してくれました。
式では、吹奏楽部の伴奏により、在校生全員が元気な声で校歌を斉唱し、校歌を紹介すると共に、添上高校生らしい姿をみせてくれました。
式辞では、入学生の皆さんに添上高校での高校生活が生涯の宝となるよう、『誠・力・愛』の校訓に託された六つの心について話をしました。
誠…「素直で、真面目な心」、「世のため、他人のために尽くす心」
学習や部活動、友達との付き合いにおいて“誠”の心で接することが「信頼」を生み、 「絆」をつくる基本となります。
力…「諦めない心」、「道を究めるために、努力を怠らない心」
簡単に限界を決めてしまうのではなく、日々、努力を積み重ねていくことが大切です。
学びの基本は、“昨日できなかったことが、今日できるようになる”ことです。
“できない理由”を探すのではなく、“できるようにするためには、どうすれば良いか”を考えられる人間になってください。
卒業までに、“これだけは、絶対に誰にも負けない!”と誇れるものを1つでも良いので究めてください。
愛…「人を敬う心」、「他人の喜びを、自分の喜びとできる心」
互いに敬い、思いやることから人間関係はスタートします。
人間は、個々の力は弱いですが、互いに支え合い、ぬくもりや優しさといった感性を働かせながら、総合的に物事を判断し、
集団で社会を形成することによって進歩してきました。
しかし、未知のウィルスによるパンデミックや武力による他国への侵攻など、入学生の皆さんが生きていくこれからの社会は、
ますます予測困難な社会となってきます。こうした社会で大切になってくるのが人としての在り方・生き方です。
そして、その指針となるものが、添上高校で脈々と受け継がれてきた『誠・力・愛』の精神です。
高校三年間でこの校訓の意味を理解し、体現できるように頑張ってください。と激励しました。
三年後には、「添上高校で学んで良かった」と思ってもらえるように、しっかりとサポートしたいと思います。
◇ホームルームの様子
新入生の皆さん一人一人が「夢」をもち、その実現に向けて、一歩一歩確かな歩みを続け、大きく成長することを期待しています。