施設園芸科

Topics 

令和2年10月
 プロジェクトチームFlowersが、「テクノ愛2020」最終審査に進みます。実質的に全国大会となります。詳しくは、こちらをご覧ください。
令和2年11月
 プロジェクトチームFlowersが、第24回ボランティア・スピリット・アワードコミュニティ賞を受賞しました。

施設野菜コース

5月中旬の栽培・収穫状況

温室メロンの受粉した雌花は1週間で鶏卵大の大きさになります。1つの節に2つ雌花が咲く双子をよく目にしましたが、今回“三つ子”も発見しました。【下段右】

温室メロンのミツバチによる受粉は成功しました。生徒の皆さんのミツバチへの応援が効いたようです。【応援イラスト生徒作品を1つ掲載】受粉から2週間がたつと玉吊りが必要な大きさになります。玉吊りした1つの果実に栄養が集中するように、他の果実は摘果します。また、孫づるも切除します。【切除前が左、切除後が右】

5月14日…カリフラワーの極早生品種を収穫しました。これより遅い品種には日よけを始めました。花蕾【下段中央の葉の内側】は純白の方が値段が高くなるので、日焼けさせないように外葉で陰を作ります(ふたをします)。【下段右】

5月15日…ジャガイモの花が咲きました。【下段左】先月のクイズの紫色の花はナスでした。ジャガイモもナス科なので、花の構造は似ています。キュウリの収穫量も増えてきました。生徒の実習(管理作業)もできないので、摘芽(子づるい1節止め)も並行して行います。収穫したキュウリは長さで選別し、出荷します。

5月18日…1号ハウスの温室メロンの大きさが15cmを超えました。果実表面の割れ(ネット形成初期)【下段右】も始まり、日よけの袋がけが必要になりました。                     2号ハウスの温室メロンは玉吊り、摘果に入りました。

5月19日…前日、メロンの作業にかかりきりだったので、キュウリの誘引ができなかった状態【下段左】、伸びた主茎(親づる)を引き上げた状態【下段右】      気温が高くなると成長スピードも早くなるので、毎日の管理作業は、どんどん増えていきます。 みなさんは ステイ ホーム(うちにいましょう) 職員はステイ ハウス(ハウスから出られません)

 

4月末の各ハウス、温室の作付状況

1号ハウスは温室メロン(親づる10節より上の子づる1節目に雌花が咲き始めます。【下の写真右側】

生徒が登校できないので、人工授粉でなくミツバチによる虫媒を試みます。

無事に受粉が進むように家からミツバチに声援お願いします。)

2号ハウスも同じく温室メロンです。1号ハウスより生育は少し遅く、葉齢12くらいです。

メロンは下位節【下段中央】と上位節【下段右側】で本葉の形が異なります。例年の授業では観察やスケッチの対象にしていました。

3号ハウス、4号ハウスはミニトマト、中玉トマトです。第1花房が開花しています。

温室1号はキュウリです。葉齢10くらいです。【下段右】は4月1日定植時

温室2号はジャガイモ【下段中央】、オクラ【下段右側】、葉茎菜類です。

水耕温室1号はミニトマトです。葉齢5.5

5号ハウスはナス、ピーマン

6号ハウスは味間イモ(郷土野菜:田原本町味間地区で伝わってきたサトイモの品種)

7号ハウスは中玉トマト、大玉トマト

  以上が、4月末の作付状況です。クイズです。何の花でしょうか?


 

施設草花コース

草花の販売について

新型コロナ感染拡大防止に伴い、現在、直売所「しきの彩」での販売はしておりません。学校や園等向けの販売については、ご連絡いただきますようお願いいたします。

栽培している草花を紹介します。

草花苗

花壇用草花苗を作っています。

ケイトウ

切花用草花苗を作っています。

ヒマワリ

提案型の販売も行っています。一昨年はバタフライガーデン用吸蜜植物セットを販売をしました。

ウラナミシジミ

鉢もの

  シネラリア、シクラメン等の鉢花を作っています。

シネラリア(卒業式の会場を飾りました。)

観葉植物

少量ですが、観葉植物も増やしています。

カシワバゴムノキの取り木

洋ラン

洋ランも栽培しています。

デンドロビウム

多肉植物

最近人気のある多肉植物も増やしています。

多肉植物のリース

 

プロジェクト研究

 施設園芸科では、両コース合同でプロジェクト研究を進めています。同じメンバーで2つの大テーマに取り組んでいます。

振動発芽促進効果に関する研究

 川口由一氏が提唱する「自然農」の考えに触れ、この「自然農」の要素を施設園芸に取り入れたいと考えています。「自然農」の要素の1つである大型土壌動物のミミズを農業に活かそうと実験を行っています。実験では、ハツカダイコンを使い、鉢土の中にミミズを入れると通常より発芽が早くなるということがよくありました。何度実験しても結果はすべて同じで、鉢土の中にミミズがいる方が発芽が早くなることが分かりました。そこでミミズが土中を移動するときのわずかな振動が発芽を促進しているのではないかと考え、現在は、微振動と発芽の関係を調べています。実験はまだ初期段階ですが、現時点でも興味深い結果が出ています。サイエンスチームなら磯城野高校生物班として活動をしています。

 ○発表等

 「サイエンスチームなら」科学研究実践活動発表会 口頭発表の部 最優秀

 「令和元年度 まほろば・けいはんなサイエンスフェスティバル」 ポスター発表

 奈良県農業研究開発センターの成果発表会 ポスター発表

 令和元年度産業教育に関する研究論文 優秀作品表彰

華野花ー花と野菜で交流活動ー

 花と野菜で地域のつながりをつくりたいと思いで集まり、チームを結成しました。活動もようやく3年目となりました。昨年度は、田原本町多地区の子ども会と美しい多地区の田園風景を楽しむ会とタイアップし、子どもから大人、お年寄りと一緒に様々な活動をしてきました。
 また、「手作り万華鏡で花を見よう!」というイベントを橿原市昆虫館等で開いています。子どもたちが、花を愛で、野菜を食べてもらうようにと、今後もイベントを企画していく予定です。
 今年度は、新型コロナ感染拡大防止のため、交流活動は休止しています。
 ○発表等
 高校生ボランティア・アワード2019 審査員特別賞 カーコンビニ倶楽部賞
 第23回ボランティア・スピリット・アワード コミュニティ賞

SDGs 企業廃棄物の有効活用

 新型コロナ感染拡大に伴い、交流活動が減ったため、新たな地域貢献活動として、県内の工場から出る廃棄物を栽培に活用する取組みを始めました。今は、「カレーの原料が入っていた麻袋」「販売できなかった酒粕」「ミミズ養殖の後にでる糞土」の活用を進めています。
 ○発表等
 第24回ボランティア・スピリット・アワード コミュニティ賞