11月29日(水)、京都市立芸術大学准教授の堀田千絵先生をお招きし、「認知から考えるダイバーシティ(多様性):自分も周りも大切に・・・」を題目に人権講演会が実施されました。心理学をご専門とされている堀田先生は、ダイバーシティ(多様性)について、「ルビンの壺」や「ウサギとカモ」などの多義図形を使いながら、認知の仕方は他人とは同じではないかもしれないということを体験させてくださり、また、生徒がペアになり「ストループ課題」を使って、視覚システムの多様性について教えてくださいました。生徒たちは、様々な認知の働きを体験することで、人間の認識は多様であり、人との違いを受け入れる大切さを知り、違う見方をする者同士が接することで新しいものが見えてくるということを学ぶ大変貴重な機会となりました。