奈良県立二階堂高等学校長 

おかもと まさし

岡本 雅至

 本校は、県内唯一の総合学科高校として、地域社会や国際社会に貢献できる人材の育成を目指したキャリア教育の推進を教育方針とし、多様な人々とつながり、仕事をし、生きていくために必要な力である「社会人基礎力」を身に付けた生徒の育成を目指した教育活動を行っております。

 平成29・30年度文部科学省委託「実社会との接点を重視した課題解決型学習プログラムに係る実践的研究」を、地元天理市の協力の下、県内大学の先生方のご指導をいただき進めてきました。この研究の中間発表として、天理駅前広場コフフンにて「二階堂フェスタ」を開催し、1,000名以上の地域の方々にご来場いただきました。さらに研究の最終発表「キャリアデザイン科発表会」を天理市民会館にて行うなど、地域との連携、実社会との接点を重視したキャリア教育を進めています。

 平成31年4月からは、文部科学省の「地域との協働による高等学校教育改革推進事業指定校」に地域協働推進校(アソシエイト校)として参加します。これは、これまで本校がこれまで行ってきた取組を、さらに深化、充実させていくものです。本校では、「DCSプロジェクト[Deep learning Connected to Society]~実社会とつながった深い学びに向かう力の育成プロジェクト~」として、天理市・県内大学・地元産業界と協働して、地域課題の解決等の探究的な学びを実現する取組を推進します。

 今後も一人一人の生徒の個性と能力、可能性を伸ばすキャリア教育を推進することにより、保護者の皆様から信頼され、地域の方々に愛される学校となるよう精一杯努力して参りますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

2019年度 二階堂高等学校 教育方針

 

「磨き合い 共に輝け 二階堂」をスローガンに、「キャリアデザイン科(総合学科)」の特色を生かし、社会の中で自らが果たす役割や生き方を見つけ、地域社会や国際社会に貢献できる人材の育成を目指したキャリア教育を推進する。

 

教育目標

DCSプロジェクトをはじめとした教育活動を通して、知識・技能だけでなく、職場や地域社会で多様な人々とつながり、仕事をし、生きていくために必要な力である「社会人基礎力」を身に付けた生徒を育成する。

DCSプロジェクト:Deep learning Connected to Society

~実社会とつながった深い学びに向かう力の育成プロジェクト~

 

重点目標

 

(1)一人一人の個性と能力、可能性を伸ばすキャリア教育の推進

 ①主体的・対話的な活動を通して、実社会とつながった「深い学びに向かう力」の育成。

 ②「知識、技能」の深い理解(BUTを軸に据えた基礎学力の充実・積極的な資格、検定の取得)

 ③「産業社会と人間」を土台とした社会を構成する自立した主体となる生徒の育成。

 ④「社会人基礎力」を通し、多様な人と「協働する力」と「課題発見・解決能力」の育成。

 ⑤部活動や生徒会活動、学校行事を通して、主体性と協調性をもった生徒の育成。

  BUT:Brush up Time  社会人基礎力:総合的な学習の時間

 

(2)自他の生命を尊重する心と礼節を重んじる態度の育成

 ①時を守り、他者を尊重することを通して、自己の信用を高めさせる。

 ②爽やかな挨拶、美しい言葉遣いと身だしなみ、マナーの向上に努める。

 ③積極的、自主的な社会貢献活動を通して、公共心や感謝の心を育む。

 ④ボランティア活動を推進し、社会に貢献する意欲と責任ある態度を養う。

 ⑤高等養護学校分教室との交流を推進し、社会性、多様性を尊重する心を育む。

 

(3)教職員一人一人が協力して教育力の向上を目指す学校運営

 ①新学習指導要領の実施に向けた、新しい教育課程を創造する

 ②ICTを活用し、生徒の学習意欲を高める授業づくりを推進する。

 ③地域や保護者との連携・協働により、コミュニティスクールの取組を推進する。

 ④学年、分掌、事務室が情報を共有し、チームとしての教育活動の推進を図る。

 ⑤教育活動の充実と安全管理のため、施設・設備の整備を進める。