本校3年生の岡村萌楓さんが、4月12日(月)、2020東京オリンピック聖火リレーに参加しました。夕方6時半過ぎ、生駒市にある四季の森公園バス停手前からトーチを掲げ笑顔を絶やさず、沿道の人たちに手を振りながら約200mを走りきりました。
三人姉妹の三女である岡村さんは、二人のお姉さんと共に幼い頃から女子サッカーチームでプレーをしてきました。ところがお姉さん二人が相次いで心臓病に襲われ、サッカーができなくなりました。岡村さん自身は元気に現在本校のソフトテニス部に所属し活躍しています。
今回、次のような思いを持って走ってくれました。
「2人の姉や病気や怪我でスポーツが出来なくなった人達へエールを贈りたい。私は毎日健康で学校へ行ける事、体育の授業や部活動に参加出来る事が当たり前の事ではないと思います。健康である事、スポーツが出来る事に常に感謝しながら、姉の様に突然スポーツが出来なくなった人、生まれつきスポーツが出来ない人への応援する気持ちも込めて、東京オリンピック聖火ランナーという一生に一度の舞台で走りたい。そう思っています。」(応募書類より抜粋)
「あっという間に終わってしまったという感じです。」「沿道のたくさんの方々から温かい声援をいただき感激しました。」と学校でその時の感想を話してくれました。