校長あいさつ
“希望の春、令和7年度のスタートです”
ごあいさつ
奈良県立二階堂養護学校ホームページをご覧いただきありがとうございます。
皆様には平素より、本校教育にご理解とご協力を賜りお礼申し上げます。
さて、美しい草花が咲き、すがすがしい春の風が吹き抜けていく心地よい季節、令和7年度がスタートしました。今年度も小学部、中学部、高等部の入学式を無事、終え、新たに63名の新入生を迎え、39回目の春として、学校生活が始まりました。
児童生徒たちの成長に大切なこととして、喜びや感動など様々な出会いや出来事があります。私たち大人も『すごいな』『あんなことをしてみたい』と「あこがれ」を抱き、生きる力になっていると思うことがあります。児童生徒たちにとっても「あこがれ」を抱くことは大きな意味をもつものだとおもいます。
本校は、小学部1年生から中学部、高等部3年生までの児童生徒が毎日、学校に通ってきます。児童生徒同士のつながり、学校教育のつながり、地域社会とのつながり様々なつながりがありますが、学校全体であらためて、この「つながり」という言葉の意味を考えながら、豊かな教育活動を展開していきたいと考えます。そして、先ほど述べましたように、「つながり」をもつことで「あこがれ」を抱き、そのことで相手を受け入れることができる柔軟な大人に成長していってくれることを願っています。
今後も社会の状況に応じて児童生徒が安全で安心して過ごせる学校作りに努めながら、児童生徒一人一人が地域社会のなかで豊かな経験を積み重ね、自分らしさを発揮し、活躍し、自己有用感をしっかりと高めていけるよう有意義な学習活動を社会と連携しながら進めていきたいと考えます。
「あかるく」「なかよく」「たくましく」を本校の校訓とし、健康な心と身体を育て、相手を思いやる優しさとともにお互いに尊重する気持ちを養い、将来の自立に向けて生活の主人公として意欲的・主体的に生きていこうとする力を毎日の学校生活のなかで育てていくことを目指し、教職員一丸となって取り組んで参ります。
これからも子どもたちの健やかな成長・発達を目指して参りますので、これまで同様、みなさんのご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
令和7年4月吉日
奈良県立二階堂養護学校
校 長 伴野 敏