株式会社KISEKI代表 山田美緒氏を講師にお迎えし、5月26日(月)の放課後、文化創造館で「探究」特別講演会を実施しました。
山田氏は大学時代にアフリカ大陸を自転車で横断した経験を持ち、現在はルワンダに移住し、現地でシングルマザーの支援活動を行っていらっしゃいます。
当日は、ルワンダの女性の方が縫製技術を学び、制作されたスカートをお召しになって、ご講演してくださいました。講演では、どのような経緯でシングルマザー支援に至ったのか、シングルマザーの方々をどのような仕組みで支援しているか、そして「今、自分にできる最善のことをする」ことの大切さについて、熱意を込めてお話しいただきました。講演後の質疑応答では、生徒からの質問が途切れることなく続き、途上国支援の難しさややりがい、文化や価値観の違いにどう向き合うかなど、深いテーマにまで話が及びました。
講演会は、世界の現状だけでなく、今できることや目の前の課題に一生懸命取り組む大切さを知る、大変貴重な機会となりました。
山田様、お忙しい中ありがとうございました。以下に生徒の感想を掲載します。
・まずは、どんな場所のどの層の人に、どんなサポートをしたいのかという、自分の救える世界を見つけることと、今の現状を知ることから始めようと思いました。
・講演を聞いて、目の前にある自分にできることに全力で取り組むことが大事であると気づかされました。
・私もルワンダのお母さんたちに会ってみたい!子供たちとコミュニケーションをとりたい!と思いました。自分が何か行動を起こせば変わることもあると分かっていながら、今までただ考えるだけで行動に移すことがありませんでした。でも、今回の講演会を通して思い立ったらすぐ行動してみようと思えました。
・まず、どんな困難なことでもチャンスだと前向きに捉えて挑戦していくことが大切だと思いました。