課題研究発表会
令和2年2月15日(土) 文化創造館において課題研究発表会が行われました。
第1部は「未来への提言~Second Stage」と題して2年生の代表班がそれぞれ発表をしました。
一つ目の班は「育休ハッピー計画」というタイトルで、日本社会において育休取得率を向上させるためにできる取組について紹介、提案を行ってくれました。
二つめの班は「南海トラフ生存問題の証明」というタイトルで、南海トラフ地震が起きたときに想定される物資の備蓄に注目した発表を行いました。
三つめの班は「教育改革」というタイトルで日本の学校教育について、様々な視点から提案を行いました。
質疑応答の時間ではどの班の発表に対してもフロアから質問の声が上がり、聴いていた生徒たちもテーマについて深く考えることができました。
また、当日は指導助言者として関西学院大学元学長 井上琢智様、国連世界観光機関駐日事務所 企画・渉外部長 村田 裕様、奈良教育大学学長 加藤久雄様、NPO法人ナラ・ファミリーアンドフレンズ代表 アダルシュ・シャルマ様、マサキ株式会社社長 正木 寛様、甲南大学経営学部教授 北居 明様にご来場いただき、貴重な助言を頂くことができました。ありがとうございました。
第2部では外部コンテスト等に参加した生徒が発表・報告を行いました。
まず、全国高校生フォーラムに参加した代表生徒が「Clean Water For The World」というタイトルで水不足の地域へどのようにして安全な水を届けるかについての提案を行いました。
次に、全国高校生ビジネスグランプリにおいて応募者の中からベスト100に選出された生徒が受賞プランの一生使える学習机の構想について発表を行いました。
第3部では各種活動の報告を行いました。
まずは、先日教育研究所で行われた「総合的な探求の時間」学習発表会に参加したアドバンストコースの代表3班が、自分たちが現在取り組んでいる課題研究についての中間報告を行いました。
次に、海外からの留学生として第1学年で勉強しているAshley J.Cooperさんが、これまでの留学生活を振り返って海外と日本の文化の違いについての発表を日本語で行いました。
次に、7月にフィリピンへ語学留学に行った3名の生徒が現地での活動を報告しました。
次に、9月に行われた「世界津波の日2019高校生サミット」に参加した代表生徒2名が報告を行いました。
最後に、9月にスタートした学校食堂の改装についての「楽食プロジェクト」参加メンバーがプロジェクトの報告、新しい食堂のデザイン案、および食堂の新名称「MILAN」を発表しました。
全体の締めくくりとして校長先生からのお話をいただいて、今年の課題研究発表会は終了しました。
様々な発表・報告を聴くことでそれぞれの生徒の今後につながるような考えが生まれてくれることを期待します。