第3回目の交流 対象:小学6年生

 令和5年3月3日(金)国際英語科2年1組の生徒は、高取町立たかむち小学校の1年生の児童に対して、英語を使って楽しく学習する、「英語交流活動」を実施しました。本校は、2020年度末に、高取町と連携協定を結ばせていただきました。お互いの教育の向上を目指しながら、協働学習を本格的に進める第一歩として、令和3年度より実施しており、令和4年度においては、学期に1回、年間3回の実施を計画し実施しているところです。国際英語科の生徒は、普段は授業を受ける側ではありますが、本日も、児童の前に立って、児童の先生という立場で英語の授業を展開してくれました。国際英語科の担任・副担任のサポート等はありましたが、企画・準備、そして、本日の授業の進行等を自分たちで行い、立派な授業を小学1年生の前で披露してくれました。授業は、身体の部位の表現方法と、色を9個ゲームを交えて発音しながら学習する内容でした。第1回および第2回の反省を踏まえた準備とリハーサルを行って臨みました。これまで以上に、メリハリがついた、英語で楽しく学習する活気ある活動となりました。これまでの3回の活動はいずれも国際英語科2年生にとって、かけがえのない貴重な経験になったと思います。児童の皆さんも「英語」というツールを使って、年代の違う高校生と交流ができたことでコミュニケーション力に少し自信が出てきたようでした。年間を通して、このような素晴らしい機会をいただけたことに感謝するとともに、たかむち小学校の児童の皆さんが、少しでも英語に興味を持ってくれれば幸いです。

令和5年度も引き続き、英語交流活動を実施させていただく予定です。双方ともに、実りある協働学習活動となるよう、さらに内容を深めていきたいと思います。

たかむち小学校の児童の皆さん、先生方、ありがとうございました。

最後に、本日の授業においてグループリーダーとして活動してくれた4名の生徒の感想を載せさせていただきます。

安井:1年生だったので上手く伝わるか不安だったけど、1年生のみんなとても賢くてすごいなと思いました。色んなゲームをしてとても楽しい時間を過ごせました。

山地:1年生は私達と年齢が離れていてどう接すればいいか不安でしたが、皆さん元気いっぱいに交流を楽しんでくれていて、高校生の私達もエネルギーを貰いました。短い時間でしたが良い経験ができ、充実した時間でした。

山﨑:最後の交流の司会が私で良かったんだろうかと思ったけど、1年生達はしっかりと話をきいてくれましたし、聞く態度もすごく良かったので改めて司会を出来て良かったと思いました。機会があればまた遊びたいと思いました。

西川:初めて教える側になって接し方に気をつけようと思ってたけど、思った以上に自分も楽しむ事ができたしすごく癒されました。司会側になってまた新しいものの見方が増えました。

R5.3.3(金) 1年生対象英語交流活動の様子