令和元年11月22日(金)社会見学 灘の酒蔵巡りと三田方面

 令和元年11月22日(金)に、育友会と高萩会から30名の参加を得て、灘の酒蔵巡りと三田方面への社会見学を実施しました。

 午前中は、「菊正宗酒造記念会館」「白鶴酒造資料館」「沢の鶴資料館」を見学しました。
 各酒蔵とも、平成7年、阪神・淡路大震災によりかなりの被害があったとのことでしたが、伝え継がれた酒造りの技と熱い思いで復興再建されました。
 灘酒の伝統や文化について説明を受け、展示室等を見学したあと、試飲では自慢のお酒をいろいろ堪能し、それぞれの味わいや香りを楽しみました。また、ショップ販売では、限定のお酒をはじめ、カレーやお菓子、オリジナルグッズなど、楽しく買い物ができました。

  

 ランチは、「三田屋やすらぎの郷」にて、能舞台を眺め、フルートとピアノの生演奏を聴きながらの生ハム、熱々のステーキ、デザートのゆずシャーベットは絶品でした。
 ごちそうを口にしながら、それぞれのテーブルでは、学校や子どものことで会話が大いに弾み、親睦を深めることができました。
 その後、かねふく明太パークを見学し、明太子を試食しました。特に生明太子はとてもモチモチとした食感でおいしかったです。「明太ソフトクリーム」をおいしそうに頬張る方もいました。

 

 帰りのバスではビンゴゲームで大いに盛り上がり、あっという間の1日でした。

 参加者の中には、前回も楽しかったので今年も参加しましたという方や今回初めて参加した方もおられ、皆さんからはすごく楽しかった!また来年も!との声がありました。

 

令和元年9月20日(金) 第37回校内体育大会を開催しました

 育友会の皆さま方に多数ご臨席いただき、生徒への応援ありがとうございました。

 また、スポーツ飲料を生徒に頂戴しありがとうございました。

 体育大会の様子はこちらからご覧ください。

 

令和元年9月5日(木)・6日(金) 第35回高円祭を開催しました

 高円祭を開催いたしましたところ、育友会の皆さまには多数ご来校くださり、生徒の日頃の学校生活における成果をご覧いただきありがとうございました。

  また、本年度も育友会のバザーを開催していただきましたことに対し、お礼申し上げます。

 高円祭の様子はこちらからご覧ください。

 

令和元年7月5日(金) 大学見学会

 7月5日(金)に、高円高校育友会主催の大学見学会を実施しました。午前中は大阪教育大学(柏原キャンパス)、午後は四天王寺大学を訪問しました。当初の予定では、保護者と生徒希望者が見学会に参加する予定でしたが、先日の臨時休業により学校行事を変更したため、保護者のみの見学会となりました。

 

 大阪教育大学は、教育学部の単科大学ですが、教員免許取得を卒業要件とする課程と、卒業要件としない学科があります。大学は金剛生駒国定公園内の海抜135㍍に位置しており、最寄り駅からは高低差60㍍あるため、3基のエスカレーターが稼働しています。約66万㎡という広大なキャンパスには、豊かな自然の中に優れた教育・研究を実現するための様々な施設が整備されています。附属図書館は5階建てで、蔵書数が多いだけではなく、様々な学習の形に対応した施設も備えられています。音楽棟や美術棟・工芸棟なども、充実した学びの環境が整っていました。

 施設見学の後、学校説明をしていただきました。アドバイザーの先生からは、大阪教育大学を目指す高校生に向けたメッセージをいただきました。

【「毎日の授業を大切に!」…○センター試験の成績が大きく影響します ○日々の授業を大切にして、基礎学力を十分に身に付けることが必要です ○「やる気」と「学力」のある人を求めています。】【大阪教育大学で学んで、日本の教育を背負ってほしい】という、力強いメッセージでした。

  

 四天王寺大学は、3年後に創立100周年を迎えるという歴史と伝統のある学校です。

 本年4月に新設された看護学部では、学内演習の段階から実際の現場に近い環境を経験できるよう、最先端の施設・設備が整備された看護棟で学ぶことができます。また、四天王寺福祉事業団や近隣病院等と連携した学外での実習体制も整っています。

 教育学部は、「小学校教育」「幼児教育保育」「中高英語教育」「保健教育」の4つのコースで、専門性を深く学べるようになっています。「いい先生」を育成するために、1回生から小学校などの教育現場と協働して実習を行い、実践力を磨く事ができます。昨年度の教員採用試験合格者は、124名と全国で10番目の実績を上げておられます。

 学校職員の方々からの説明だけでなく、人文社会学部日本学科3回生で奈良県出身の二人の学生さんから、大学に通う意義や魅力などについてもお話をしていただきました。四天王寺大学の魅力として、「サポート力」と「豊かな学び」をあげられました。「ピアサポート制度」といって、学生同士の相互扶助を基調とした取組も充実しているようです。

 学生が生き生きしている、そんな爽やかな印象のある大学でした。 

  

 2校の関係者の方々には大変お世話になり、ありがとうございました。

 

令和元年5月29日(水) 高円高校育友会総会・進路講演会、文化体育後援会総会を開催しました

 今日は育友会総会並びに文化体育後援会総会の日。総会に先駆けて、進路講演会がありました。総会は50名のご出席のもと、12の議題が全て決定されました。

 総会では、平成30年度事業・決算報告と令和元年度事業計画・予算案等を検討いただき、新旧の本部役員の紹介もありました。旧役員の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。そして、新役員の皆様、どうぞ1年間、よろしくお願いいたします。

 進路講演会は、奈良県ご出身の、株式会社 キッズ・コーポレーション 高校生援護センター長・ファイナンシャルプランナーである石橋知也様を講師にお迎えして、「卒業後の進路を踏まえ、高校生活で知っておくべきこと」と題して、ご講演いただきました。今の大学入試の現状や進路実現のためにどうすればよいか、①高校卒業後の進路、②高校生活、③親子間のコミュニケーション の3点について、分かりやすくお話をしていただきました。

ーーーーー講演の概要ですーーーーー

◆現高校2年生から大学受験が大きく変わる。大学数が増え、少子化が進む中で、企業が求めるのは、知識・学力だけではなく、主体性・自主性のある人材である。「学習」から「学問」へ。学習暗記型、詰め込み型の学習だけでなく、自ら課題を見つけ、解決する能力が大切である。「学習」だけでは、将来、仕事を人工知能に取られてしまう危惧がある。自らの意志を伝える、自らの考えを表現できる、いわゆるコミュニケーション能力が必要である。
◆学力をつけることはもちろんだが、高校生活で頑張ったこと、取り組んだことを、『e-ポートフォリオ(electonic portfolio)』に記録して蓄積しておくことが大事。つまり、高校生活における日々の学習や活動(クラブ活動、委員会活動、資格取得、文化祭・体育祭、課題研究、趣味・特技、読んだ本 等々)の記録を電子化して残しておく。そうした蓄積があれば、志望理由書や小論文を書くときに困らない、希望の進路実現にもつながっていく。高校時代は、校内外の諸活動、興味があることは、しっかり取り組んでほしい。
◆親としてどうしたらいいのか、親子間のコミュニケーションを図るためには、【キック】と【タック】が大切である。【キック】…子どもの話を聞くこと。子どもの話を途中で遮ることなく、最後まで「聴く」ことが大切。「キック」のこつは、忍耐。【タック】…子どもへの質問は「二者択一(タック)」にする。「将来をどう考えている?」「~はどうですか?」という質問は、子どもにとって答えにくい。答えやすい質問をする。「タック」のこつは、「二者択一」。
  
 ご家庭におかれましても、高校卒業後の進路について、お子様と是非ともお話ししてみてください。