教育アンビシャスコースを選択している2年6組の生徒19名は、9月から11月にかけて大和高田市内の8校の小学校で、5日間体験実習を行いました。実習初日は、担当クラスの児童たちと仲良くなれるか、緊張しながら出発した生徒たちでしたが、帰ってくると口々に「みんながたくさん話しかけてくれた」と興奮した様子で話してくれました。4日目は全日実習だったので、給食や掃除、業間休みなどを児童たちと一緒に過ごし、児童たちとより親しくなれた反面、「先生」として接する難しさも経験しました。そのような中で、子どもたち一人一人と向き合い、丁寧に接しておられる先生方の姿に大きな刺激を受け、先生方のような子どもたちに慕われる教師になりたいという思いが募っていました。また、児童が下校した後も会議や授業の準備などで忙しくされている先生方の様子を垣間見て、見えていないところでの教師の仕事が児童の学習意欲や理解に繋がっていくのだと学んでいました。また、今回は運動会の準備や当日のお手伝いをさせていただいた生徒もおり、周りも見て自分のすべきことを考え行動する良い機会となりました。このような貴重な体験を経て気づいたこと、学んだことを今後の教育への学習や高校生活に活かしてほしいと思います。「先生」と慕ってくれた児童のみなさんありがとうございました。最後に、ご担当いただきました各小学校の先生方をはじめ、ご協力いただきました多くの方々にお礼申し上げます。