卒業書作展 12/21(土)~23(月)

     

 

教育課程

 

書芸コースの取組について

1 高大連携授業

大学等の授業を体験し、書や書に関わる文化に対する興味関心を深め学習への意欲を高める。また学習を通して視野を広げ表現力を高め創造性豊かな感性を養うことをねらいとしている。

*連携大学

・大阪教育大学 教授 池田 利広 先生 漢字の書「篆書」
・高野山大学 教授 野田  悟 先生 王羲之から空海へ
・筑波大学 准教授 尾川 明穂 先生 書を志す人へ
       名誉教授 中村 伸夫 先生 書という芸術 ―その特質と変遷― 
・奈良教育大学 教授 豊田 宗児 先生「落款印を作ろう」
        教授 谷川 雅夫 先生「書」に親しんでいる君たちへ ―奈良から世界へ 伝統文化「書」のグローバル化を目指して―
       准教授 北山 聡佳 先生 仮名の書
・安田女子大学 助教授 井田 昭広 先生 漢字仮名交じりの書
・大和文華館  学芸員 宮崎 もも 先生 本阿弥光悦と俵屋宗達
・筆の里工房  学芸員 黒松 愛華 先生 博物館・美術館での仕事 ―おためし学芸員―(本校卒業生)

2 地域貢献

○高校生による書写講座~手書き文字に親しもう~
 桜井市の小学生を招いて2年生と書道部主体で体験講座。

○橿原近鉄百貨店 高校生による書写教室

○書道パフォーマンス
・奈良筆まつり・・・菅原天満宮にて奈良毛筆共同組合の主催で開催された、筆の文化に親しむ「奈良筆まつり」に参加し、小学生への書道教室並びに書道パフォーマンス
・改元記念・・・※新元号発表日に4月1日NHK奈良放送に出演、新元号令和を揮毫。
  ※新元号試行日に近鉄百貨店橿原店において、改元書道パフォーマンス。
​・桜井市/宇陀市PR・・・「桜井宇陀 未来への鼓動inひらら」
  プロの和太鼓奏者―松下建命氏と宇陀和太鼓連盟と桜井高校とのコラボレーションによる書道パフォーマンス。

     【書道パフォーマンス×和太鼓】桜井宇陀 未来への鼓動inひらら(youtube.com)

○橿原考古学研究所特別陳列・・・「十二支の考古学―申―展」に出品陳列

○奈良県立美術館とのコラボ展及びボランティア・・・書の源流企画展-榊漠山と紫舟のシンフォニー(交響)-に併せて色紙作品展示。海外観光客・小学生にむけた書道体験コーナーでのボランティア。

○国際ソロプチミスト奈良-あすか・・・30周年記念式典にて八木中学校マーチングバンド部とのコラボレーションによる書道パフォーマンス。

○市町村対抗子ども駅伝大会・・・運営役員(補助員)として賞状揮毫。

〇さくらい市議会だより…年3回題字揮毫。

 

3 国際交流

○修学旅行

 中国歴代皇帝が継承した華麗なる秘宝が集結した台北故宮博物院、台湾中央研究院、何創時書法芸術基金会美術館への研修旅行を実施。
豊かな感受性と無限の可能性を秘めた高校時代に書道史上の有名な作品など本物に接し、新たな発見と感動を体験する。
 また、現地の大学生等と交流することにより書に対する意識を深める。

○海外の高校生徒の交流

・ジャパン・マレーシア交流プロジェクト・・・マレーシアの高校生との交流。国立曽爾青少年自然の家にて書道パフォーマンスを披露。桜井高校で書道体験。
・北米・台湾・中国の高校生と書道を通して交流。

○英語パフォーマンス甲子園出場(公益社団法人ソーシャルサイエンスラボ)
  大会理念 「奈良から世界に日本文化を発信できる国際人を育てよう」

     英語パフォーマンス甲子園桜井高校(youtube.com)

英語を使って日本文化を伝える力を競い合う大会に英語コースと出場

・プレ大会審査員特別賞 受賞[H29] 
・第1回大会 グランプリ受賞[H30]
・第2回大会 出場[R元]

  

 

4 展覧会

書芸コースの実績は書道部の実績。

全国レベルで通用する書道部の活動が、書芸コースの名声を支える。

・高校生国際美術展(世界芸術文化振興協会主催)
 団体最優秀賞[H28]  優秀賞[R2]  学校奨励賞[R5]
 個人 文部科学大臣賞[R3]

・全日本高校大学生書道展(日本書芸院主催)
 団体 最優秀賞[H25 H30]   優秀賞[H27 H28]
 第3位[R3]     第4位[H26 H29 R5]

 個人 大賞[H25 H27 H28 H30 R3]

5 卒業書作展

学習の集大成として、毎年12月に橿原文化会館で開催。漢字や仮名の大作や篆刻作品・共同作品を自分たちで表具も行い展示する。制作にあたっては苦労も多くあるが、作品を発表する喜びや達成感は大きなものがあり、毎年多くの観覧者から好評を得る。