機械工学科(2023年度)
【機械工学科】玉掛け業務特別教育を行いました
日にち:
R6年3月29~30日
場所:
本校会議室および駐車場
対象:
機械工学科2年生(希望者22名)
クレーンに荷物を掛けたり外したりする作業(玉掛け作業)には資格が必要です。その資格を取得するために、本校にて特別教育の講習会を開催しました。
1日目の座学では玉掛けに必要な力学や法令などを学び、2日目の実技では実際に合図や荷物を付け外しする実務を経験しました。大きな声で合図をしている姿は、さすが王寺工業の生徒だと感じました。就職後は学習した内容を踏まえ、しっかりと安全について考えることができる人材になってほしいと思います。
主催いただいた労働安全推進協会の方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。
【機械工学科】奈良県溶接競技会に向けた練習を開始しました!
日にち:
R6年3月22日~
場所:
本校 溶接実習室
対象:
機械工学科 新3年生 3名
溶接競技会に向けた練習が始まりました。この競技会ではアーク溶接を行い、その見た目や強度を競います。アーク溶接とは、電気により熱を発生させ、その熱で金属を溶かしてくっつけることです。
競技会は、4月13日土曜日に実施されます。本校からは、3名が出場予定です。出場希望者6名の中から選ばれました。
大会までの3週間、練習の風景をお届けします。選手のみなさん、やり切りましょう!
4月3日水曜日(7日目)
4月1日月曜日(6日目)
3月31日日曜日(5日目)
3月28日木曜日(4日目)
3月25日月曜日(3日目)
3月23日土曜日(2日目)
3月22日金曜日(1日目)
令和5年度 機械工学科 課題研究発表会
日にち:
R6年1月19日
場所:
本校 CAD実習室
対象:
機械工学科3年生
機械工学科 3年生の科目「課題研究」における1年間の成果発表会を開催しました。また、その内容をまとめた論文集も発行できました。前日には夜遅くまで発表の練習をしている班もありましたね。当日はみなさん自信を持って発表している姿が印象的でした。王寺町や県内企業と連携した研究や、最新の技術を用いた研究など、すべての発表がとても興味深い内容でした。アンケートの結果2つの班が、今月末の全校課題研究発表会で発表します。選ばれた課題研究班は、次の発表会に向けて引き続き準備をお願いします。皆さん本当にお疲れ様でした。
『古代の緊急連絡法再現』
機械工学科の課題研究で、王寺町が主催する「みんなでつなぐ明神山烽火プロジェクト」に参加させて頂きました。
古代の緊急時における連絡手段だった烽火(のろし)リレーによる情報伝達を再現する実証実験が、12/9(土)に王寺町の明神山・葛城市のしあわせの森公園・明日香村の甘樫丘展望台の3会場を結んで実施されました。それぞれ約10kmずつ離れており、各会場に機械工学科3年生8名で製作したロケットストーブが使われ実験が行われました。
プロジェクト当日は天気に恵まれ、明神山で煙が天高く昇ることで烽火リレーがスタートし、葛城市を経て、明日香村まで約15分で到達できることが証明されました。
学校で生活するだけでは経験することができないことを経験させていただきました。今後も継続して様々な活動をしていきたいと思います。
とても貴重な体験が出来ました。ありがとうございました。
王寺町のHP(下記のURL)にも活動内容が記載されています。
https://www.town.oji.nara.jp/kakuka/chiikiseibi/chiikikoryu/information/8734.html
【機械工学科】東邦工機様による出前授業を実施しました
日にち:
R5年11月16日(科目 Research & Discovery)
場所:
本校 CAD実習室
対象:
機械工学科2年生
素形材産業に興味をもってもらうため、経済産業省 製造産業局 素形材産業室が主体となり素材メーカー等と工業高校との交流会を企画されており、昨年度に引き続き鍛造品メーカーである東邦工機株式会社様(大和郡山市)より本校に講師をお迎えし、素形材の技術(特に鍛造)に関する出前授業を実施頂きました。
特に、鍛造のプレス機を職人技で動かし素材を成型する動画では、生徒も真剣に見入っていました。実際に使われている道具や材料、そして成形後の製品も展示いただき、生徒は興味深そうに講師の先生にいろいろな質問をしていました。
今回も貴重なお話をいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
【機械工学科】1年生向けの企業見学会を実施しました
日にち:
R5年9月29日
場所:
三菱ロジスネクスト株式会社(京都府長岡京市)
対象:
機械工学科 1年生
機械工学科では、1年生の校外学習で企業見学を行います。コロナ禍のため、今回4年ぶりに見学会を実施することができました。
見学先の三菱ロジスネクスト様は、フォークリフトの生産で世界3位の規模があります。その京都工場で生徒72名に工場見学会を開催いただきました。会社概要の説明ののち、4班にわかれて工場内のいろいろな部署を見学しました。生徒から「組立職場では空調が効いており、また整理整頓が行き届いていたので作業がとてもしやすそうでした」「このような職場で働いてみたいです」という感想を聞くことができました。
生徒にとって将来を考える良いきっかけとなりました。三菱ロジスネクストの見学担当の方々には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
【機械工学科】高校生ものづくりコンテスト 旋盤作業部門 近畿地区大会に出場しました
日にち:
R5年8月4日
場所:
ポリテクセンター関西(大阪府摂津市)
対象:
機械工学科 3年生
旋盤(金属を回転させて加工する工作機械)を使い、直径60mmの金属素材から最大3時間30分以内に工作物を完成させ、寸法精度を競います。髪の毛の太さ分寸法を間違えると減点になる箇所もあり、非常に高度な加工技術が求められます。この近畿地区大会では、府県大会を勝ち抜いた8名が全国大会の切符をかけて戦いました。奈良県からは本校機械工学科3年の橋本選手が出場し、結果6位(敢闘賞)をいただくことができました。全国大会に出場できず残念でしたが、課題も非常に難しく、強豪校が出場するなか善戦してくれました。県内企業から本校に旋盤の講師として来ていただいた、マイスターの生野先生にもお世話になりました。
優勝は、兵庫県立飾磨工業高校の選手で、11月に開催される全国大会に出場となります。近畿2府4県の代表として頑張ってください。(最後の写真は、本大会での橋本選手の作品です)
【機械工学科】アーク溶接特別教育講習を実施いただきました
日にち:
R5年7月28~29日
場所:
本校会議室および溶接実習室
対象:
機械工学科2年生および3年生(希望者)
アーク溶接とは電気の力で鉄などをくっつける技術です。そのアーク溶接の資格の一つであるアーク溶接特別教育講習を、奈良県溶接協会様主催で本校にて実施いただきました。
機械工学科2年生の多くと3年生の希望者が受講しました。座学では、アーク溶接についての基礎知識を学び、実技では装置の取り扱いや作業の方法について学んだのち、実際に溶接を行いました。どうやったらアークが安定するのかについて、講師の先生に積極的に質問をしている姿が印象的でした。
この講習で得た知識や技術を使って、社会に貢献できる人材をめざしてください。二日間お疲れ様でした。
ご指導いただいた講師の先生方も、有り難うございました。
【機械工学科】ガス溶接技能講習を開催しました
日にち:
R5年7月24~26日
場所:
本校会議室および溶接実習室
対象:
機械工学科3年生(希望者)
ガス溶接技能講習は、労働局より本校が登録機関として認証され実施しています。この資格は事業所(会社など)でガス溶接の仕事をする際に必要となります。
機械工学科3年生の多くが、就職試験関係で忙しい中受講しました。特に、溶接実習室では暑い中、実技講習がありとても大変でしたが、体調不良者を出すことなく実施できました。ガス溶接は、主にアセチレンという不安定な(爆発しやすい)ガスを取り扱うので、安全に関する内容が重要です。就職後ガス溶接の仕事に従事するのであれば、この講習で得た知識をしっかり活用し、会社に貢献できる人材を目指してください。
3日間お疲れ様でした。
【機械工学科】技能検定(機械旋盤作業)を受検しました
日にち:
R5年7月15日
場所:
ポリテクセンター奈良(橿原市)
対象:
機械工学科2,3年生(希望者)
技能検定は、働く上で身に付ける、または必要とされる技能の習得レベルを評価する国家資格です。社会人の方が受検する場合が多いのですが、本校の生徒であれば高校生でも受検することができます。その技能検定(機械旋盤作業3級)の実技試験が、橿原市のポリテクセンター奈良にて行われました。
4月から、社会人講師である生野邦彦先生(シバタ製針株式会社(葛城市))を本校にお迎えし、機械工学科の希望者4名が、休日を中心に旋盤の練習を積み重ねてきました。
当日は、最初とても緊張している様子でしたが、実技試験が終わった後のすがすがしい顔が印象的でした。皆さんお疲れ様でした。しっかりと技能を習得し、その力を十分出せたかと思います。8月末の合格発表を待ちましょう。(下の写真は、本校における練習風景です)
【機械工学科】鋳造実習を行いました
日にち:
R5年5月15日、18日
場所:
本校 鋳造実習室
対象:
機械工学科2年生A組、B組
機械工学科の科目「実習」にて、鋳造(ちゅうぞう)の鋳込(いこみ)を行いました。鋳造とは溶けた金属を型に流し込み成形する方法であり、東大寺の大仏も鋳造で作られています。
本校では1300℃以上の高温の鉄を扱うため、少しの気の緩みでも大きな事故につながりかねません。機械工学科教員の指導の下、2クラスとも無事に実習を終えることができました。
この後作成した鋳物に機械加工を施し、3年生で傾斜バイスという製品(一番最後の写真)を完成させます。ものづくりの醍醐味を味わえるこの実習、いかがでしたか。
事前の準備では、鋳型(砂型)を作ることに失敗し、何度も試行錯誤を繰り返していた班もありましたね。鋳込みが終わった後の皆さんの安堵の表情が印象的でした。本当にお疲れ様でした。
【機械工学科】1年生の科目「工業技術基礎」が本格的に始まりました
日にち:
R5年5月8日、11日
場所:
本校 実習棟
対象:
機械工学科1年生A組、B組
安全やノギスの測定についてなど基礎的な知識を習得したのち、クラスを3班に分けものづくりに関する実践的・体験的な学習活動が始まりました。
1年生にとっては、初めて見る工作機械(旋盤・ボール盤)や測定器(マイクロメータ)などに戸惑いながらも、真剣な眼差しで先生の話を聞いていました。
工業に関する様々な知識や技術を身に付け、何事も自ら主体的に取り組めるようになっていって下さい。
皆さんが、授業を通じて大きく成長してくれることを期待しています。
【機械工学科】高度な旋盤加工技術の習得に向けた講習会を開始しました
日にち:
R5年4月29日
場所:
本校 機械加工実習室
対象:
機械工学科2,3年生(希望者)
国家資格である技能検定や、高校生ものづくりコンテストに向けた旋盤の講習会が始まりました。旋盤とは工作物を回転しながら加工する機械のことで、作業には高度な知識や技術が必要です。
今年度も、実技の講師に生野邦彦先生(シバタ製針株式会社(葛城市))をお迎えし、8月まで生徒たちは厳しい練習に取り組みます。自分の目標をしっかりと立て、それにむけて努力できるのが王寺工業高校生です。
それぞれの目標を達成するために、何をどのようにすべきかを自分で考えて行動していきましょう。この取組により、皆さんが大きく成長してくれることを期待しています。ご安全に!