奈良北高校生のための冬期特別講座

~京都大学学びコーディネーター事業の実施~

 令和4年12月14日(水) 本校3Fの大実験室において、1年生と2年生の希望者を対象に、京都大学情報学研究科社会情報学専攻 平子 遼 先生をお招きして「情報化社会で生きる」をテーマに出前授業を実施しました。これは、京都大学が高大接続・高大連携活動の一環として、全国的に展開している学びコーディネーター事業を利用して開催したものです。

 「DHMOの恐怖」というジョークを題材に、私たちがある事柄に対してネガティブな印象やポジティブな印象を、情報操作により容易くもたされることを体験しました。その上で、「データと情報の関係」、「情報財の性質」、「情報の認知」の3点を柱に、私たちが情報化社会で生きる上で社会がどのようになっており、何に気を付ける必要があるかについてご講義いただきました。

 

 

 また、質疑応答の場面では、先生が研究されている社会防災についてや、京都大学情報学研究科のご案内もしていただきました。

 

生徒の感想

  • 情報を疑うことの大切さや、バイアスがかかって情報をうのみにしてしまうことがよくあるということがわかりました。
  • 話し方や情報の出し方で、そのものの印象がとても変わることが知れて良かった。
  • 情報は今の世界にあふれていて、その真偽を見極めることは重要だと感じました。
  • 今知っている情報も、すべてが正しいわけではないと思うと、どうやって主観が入らない情報が知れるのかが気になりました。