【校長メッセージ】令和2年度 3学期始業式
皆さん、おはようございます。そして、新年明けましてておめでとうございます。
令和3年、2021年がスタートし、本日から3学期が始まります。
昨年は、コロナに始まり、コロナに終わる1年間でした。残念ながら新型コロナは、感染収束の兆しも見えず、本日、首都圏に再び「緊急事態宣言」が出されます。皆さんには、新型コロナの感染予防として手洗いと教室の換気の徹底をお願いします。また、校内での食事も心配です。感染予防のため、自分の席で前を向いて食事を摂るようにしてください。もちろん、部活動等でマスクを外す場面では、ソーシャルディスタンスをとるように気を付けてください。
新型コロナウイルス感染症が近畿でも拡大し、不安な気持ちの人もいることと思います。私たちは、私たちができる感染予防を徹底するとともに、不確かな情報に惑わされることなく、冷静に新型コロナウイルスに対応していきましょう。
ところで、皆さんは、最近、登下校のときに正門前の階段付近でサクラの木を見たことがありますか。春には、見事な花を咲かせ、私たちを楽しませてくれるサクラの木ですが、今は枝に小さなつぼみを付け、花を咲かせる準備をしています。
皆さんは3学期を迎えました。3学期は年度の終わりの「まとめの学期」と言われますが、私は、4月からの新しいスタートに向けての「準備の学期」だと思います。3年生は4月からは社会人、大学生、専門学校生として新しいステージでの活動が始まります。2年生、1年生も1学年進級し3年生、2年生となります。4月から始まる新たな年度に向けての準備を今から始めてください。最近は3学期を「0学期」と言うことも多いようです。春、4月から全力でスタートを切れるように、学習、部活動などで今、なすべきことを確認し、これからの3か月を過ごしていきましょう。サクラに負けないくらいに、春に輝けるように、この冬に力を蓄えていきましょう。
今年の干支は「丑」です。ウシに因んだ言葉に「牛歩」という言葉があります。私たちもウシのように、一歩、一歩、ゆっくりでも着実な歩みで前進していきましょう。
皆さんに笑顔があふれる、すばらしい1年となることを祈って式辞とします。