校長からのメッセージ 2018.3
奈良県立生駒高等学校長からのメッセージ
Message from Principal of Ikoma Senior High School
ようこそ、生駒高校のホームページへ
奈良県立生駒高等学校のホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
【第3学期終業式 式辞より抜粋】
今回も多くの生徒諸君に賞状の伝達を行うことができました。賞状をもらった人も残念ながら一歩及ばなかった人も多くの生駒高校生がそれぞれの場面で活躍してくれています。大変嬉しく思います。よく頑張ってくれました。
平成29年(2017年)度もいよいよあと10日ほどで終わろうとしています。本日の午後、合格者説明会が行われますが、1年生の皆さんは、1年前の自分と重なる想いがあるのではないでしょうか。いよいよ高校生となるという喜びと夢や希望に溢れていたのではないでしょうか。1年経って、夢や希望の実現に近づいていますか。4月になれば、中堅学年である2年生になり、新入生の先輩、クラブ活動の先輩となります。信頼される先輩として新入生をしっかりと導いてあげてください。学校行事やクラブ活動で中心となって頑張ってくれることを願います。2年生は、最高学年の3年生になり、学習、クラブ活動、学校行事の全てにおいて総仕上げの学年になります。自分自身を磨き、生駒高校の更なる発展に向け、あらゆることに全力で取り組んでもらいたいと思います。高校生活最後の締めくくりです。進路実現、卒業に向けて悔いの残らぬよう全力で取り組んでください。進路実現もクラブ活動の成果も1日でも早く取りかかった人が有利になることは間違いありません。
韓国で開催された平昌冬季オリンピック・パラリンピックの記憶も新しいと思いますが、日本はオリンピックで金4個、銀5個、銅4個の合計13個、パラリンピックで金3個、銀4個、銅3個の合計10個のメダルラッシュとなりました。元気と勇気を与えてもらいました。卒業式の式辞でも話をしたのですが、フィギュアスケートの羽生結弦選手が、大怪我を克服して2連覇を達成した時のあの感動、ほっとした表情と「ありがとうございました。」と言いながら込み上げる涙を押さえられない姿が忘れられません。こちらこそ「ありがとう。」と言いたい。高梨沙羅選手の銅メダル獲得も感動をもらった1つです。前回大会で金メダル最有力候補と言われながら、メダルを惜しくも逃した悲しげな表情から見事に雪辱を果たし、歓喜の涙に変わった瞬間でした。4年間、本当にお疲れ様でしたと言ってあげたいです。金メダルを獲得した小平奈緒選手が2位となった金メダル候補の韓国の選手と抱き合う姿は、オリンピックならではの最も美しい光景でした。国境を越えた友情に心を打たれました。
このように全ての競技に感動がありました。大変な重圧の中で、自分を信じて全力で頑張る姿に心を魅きつけられました。中でも、団体競技の女子パシュートやカーリングのメダル獲得は、皆で力を合わせ1つとなるチーム力の大切さ、お互いを尊敬し信頼することにより大きな力が発揮することができるということを見せつけられました。我々「チーム生駒」も同様です。皆さんと保護者の方々、先生が持てる力を結集し1つになれば、どんなことでもできるような気がします。生駒高校をどこの高校にも負けないような魅力ある素晴らしい高校にできる気がします。現在、日本には5000校近くの高校がありますが、皆で力を結集し、団結力や仲の良さで「金メダル」を目指しましょう。
平成30年度が皆さんや生駒高校にとって素晴らしい年度になることを願っています。
校長 森 田 茂