校長からのメッセージ 2017.10
奈良県立生駒高等学校長からのメッセージ
Message from Principal of Ikoma Senior High School
ようこそ、生駒高校のホームページへ
奈良県立生駒高等学校のホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
【10月26日実施の全校朝礼での講話の抜粋から】
10月21日(土)の学校説明会に1300名近くの参加申し込みがありました。本校への関心の高さと期待や注目度の大きさを痛感しています。生駒高校にいるものとして教職員だけでなく、皆さんも誇りと自覚を持ち、責任ある行動をとってください。生駒高校の将来は、皆さんにかかっています。
さて、2学期も早くも半分以上が過ぎました。ということは、今年度も半分以上が過ぎたということになります。
生駒高校に4月に着任して以来、何度も耳にして感じてきたことですが、校門を出てすぐのところに皆さんが通学してくる坂道があります。この坂道の評判があまり良くありません。「しんどい。坂さえなければなあ。何でこんな山の上に学校を建てたんやろ。など」というような声をよく耳にしました。
初めて学校に来られる来客者からも「最後の坂道がきついですね。生徒さんは毎日鍛えられますね。若い人は偉いですね。」といった声をいただきました。
このマイナスイメージの坂道を、楽しい爽やかな気持ちで登校するにはどうしたらよいか。毎日通学する坂道ですから夢に向かって登っていくイメージ。坂に元気をもらえそうな名前をつけたらどうか。
「夢坂 46」そう上手くはいきませんでした。階段を数えると、いくら数えても40段しかありません。「夢坂 40」。
夢に向かって坂を登っていく。夢へと続く坂道。登り切ったところには校舎が聳えている。そこには、仲間がいて、先生方がいる。生駒高校が夢に近づけ、夢を叶えてくれる場所です。一人一人が自分の感性で気に入ったネーミングをお願いします。
考え方1つで、しんどい気持ちが楽になり、通学が楽しくなるかもしれません。
学習やクラブ活動、入試も同じではないでしょうか。やっている時はしんどいけれど、1歩1歩着実に夢の実現へと向かっている。もう少しで手が届くという時が、一番しんどい。夢を持ち、夢を現実(かたち)にするために、しんどいことを楽しみに変えられたら、いいですね。
校長 森 田 茂