校長からのメッセージ 2014.4
奈良県立生駒高等学校長からのメッセージ
Message from Principal of Ikoma Senior High School
ようこそ、生駒高校のホームページへ
「チーム生駒」をめざして
奈良県立生駒高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。就任3年目になります校長の吉村肇です。昨年同様よろしくお願いします。
本校は、「剛毅、敬愛、創造」を校訓として、昭和38年、生駒・信貴の山々に抱かれたこの美しい壱分の高台に創設されました。以来、歴史と伝統を積み重ね、一昨年は、「私の未来はここから生まれる。~夢は大空に可能性は手の中に~」をテーマとして、生駒高校創立50周年記念事業を盛大に行い、生駒高校の50歳の誕生日を皆でお祝いしました。本年度も、50年間の歴史と伝統の上にさらに新たな取組を重ねて参りたいと思います。 さて、本校には、本館とグラウンドの間の傾斜地を利用して、「IKOMA」の大きな文字をコンクリートブロックで作ったものがあります。グラウンドで活動する生徒たちからはよく見えるものなのですが、これまで特に活用されていませんでした。ところが、昨年度末に、家庭科教員、クラブ顧問を中心に、クラブ員の有志たちが、「IKOMA」の文字の周りに芝桜を植えてくれました。作業のしにくい急斜面で、土を深く掘り起こした後、雑草の根まで取り除き、新しい土を入れて、芝桜の苗を一株ごと丁寧に植えてくれました。手間のかかる大変な作業でしたが、手づくりの立派な作品ができあがりました。今後、花の季節になれば、芝桜のきれいな花の絨毯の中に「IKOMA」の文字が浮かび上がり、大変綺麗なものと思っています。これを見て、生徒たちが生駒高校生としての誇りをもち、さらに結束力を強めてくれることを期待したいです。学校の新しいシンボルとなってくれるものと思います。
本年度は、昨年度の課題を踏まえ、「より質の高い文武両道をめざす生徒」、「一人一人の生徒の自己実現を教職員が一丸となって支援する学校」をめざす生徒像、学校像としました。この目標達成をめざして、学校がチームとなってすべての教育活動に取り組んでいきたいと思っています。
桜並木を眼下にし、正門から生駒山を望む素晴らしい眺望は、本校が誇れるものの一つです。素晴らしい教育環境のもとで全校生徒951名が、校歌の一節にある「校章象徴す 樫かたき木の 強き意志もて 学びつとむる」校風を継承し、学習や部活動に励んでいます。本校も創立52年目となり、名実とも伝統校のなかま入りをさせていただきました。生徒と教職員が「チーム生駒」として取り組み、今年度はさらにグレードアップした生駒高校をめざしていきたいと考えています。今後とも、学校へのご支援、ご協力をお願い申し上げます。
2014年4月30日(水)